「集合写真」という名のチームビルディングワーク
カヤックLivingでは、新しいメンバーがまとまって入ったタイミングで集合写真を撮ることが、気づけばカルチャーになっていました。コーポレートサイトに掲載するくらいしか目的がないのだけど。
この夏から、半期に1度の全メンバー参加合宿がスタートし、合宿の最初に撮影する、というのを定番にしたらいいかも!と思ったエピソードを紹介します。
ただ集合写真を撮る、それだけのイベントなのですが、どこで撮るか?誰に撮ってもらうか?の事前ディスカッション、そして、当日の集合写真を撮り終えた後の、ひと仕事終わった感、チームのまとまり感があがることに気づきました。
ここでちょっと振り返りを。
いちばん最初の集合写真。2017年6月にSMOUTをリリースする直前の写真です。
(Photo by 生熊友博 )
鎌倉駅をバックに、10人にも満たず余裕で画角に入りました。
そして2018年4月。
(Photo by 大塚光紀)
「顔がわかるように撮れるのはこれが最後かもしれませんねー」とカメラマンに言われるぐらい、人が増えました。
この日のミラクルは、決めていたわけではないのに女性陣が全員「黄色」を身につけてきたということ。この日から、カヤックLivingのコーポレートカラーは「黄色」になりました。
そして先日、2019年7月。
代表3人体制を発表し、経営体制も強化され、人数も20名を超えました。
限られた時間と決められた場所で、効率よく写真撮影をおこなわなければならない状況において何が起こるかというと……。
1)そのタイミングの組織における、自分の役割と立ち回りを考えて各々がポジションを決める。
「脚立あるけどー」と言ったら、住まい事業の責任者が俺ね、というように乗ってくれたり。私はPRという役まわりであるゆえに、全体のバランスと指揮するポジションをとっています。
2)何度か試し撮りをしながらよい作品をつくるために、トライアルを短時間に重ねる。
限られた広さの空間で20名を超える集合写真を撮るというのがわりと無謀ゆえ、一発でいい構図にはなかなかなりません。ゆえに、それぞれが場所を決めながら、カメラマンさんに撮っていただきつつ、調整をしていきます。
3)配色、背の高さ、重なりなどに配慮して最終調整する。
ここは洋服の色のバランスが悪いとか、人の重なりかたが微妙とか。すると、さっと入れ替わってみたり、小道具があったほうがいいと気づいて、その場にあるものを手渡す人が現れたり。オフラインで会うのは初めてのメンバーも自然と場に馴染み、気づけばみんなでひとつの作品をつくりあげていく過程になっていて、短時間のチームビルディングワークになっていました。
そしてできあがった2019年7月の写真は(冒頭にもあげましたが)こちらです。
(Photo by Kayo Sekiguchi)
同日には「マシュマロチャレンジ(※)」もやったのだけど、20人が全員でできるワークはあまりなく、全員での集合写真撮影というワークを合宿の定番にしようかな、と思った次第です。
こうやって写真で変遷を見ていると、メンバーが入ったり出たりすることで雰囲気は確実に変化していく。会社というのは個々が集まった有機的な生物なんだと感じる瞬間でもあります。
半年後はいったいどんな写真を撮れるだろうか?
SMOUTは移住の事業なので、私たちが地域に足を運んで毎回違う場所で撮るのも楽しいかなと思っています。そうした際には、SMOUTで活躍している、あるいは地域に移住したカメラマンに声をかけることもあるかもしれません。その時はよろしくお願いします!
カヤックLivingのコーポレートサイトはこちら。
※ マシュマロチャレンジとは、パスタを使ってできるだけ高い塔を建て、マシュマロを塔の上に乗せてその高さを競う、チームビルディングゲームのこと。