ポルトガルの幼稚園に息子を通わせているお母ちゃんが、サッカーについて思う徒然。
今朝、息子の幼稚園で、8人ぐらいの男の子たちが、家から持ってきたサッカーボールで、サッカー遊びをしているのを見た。それは、いつもの光景ではあるのだが、何気なく止まってみていると、実は、ぼごっ、ぼごっと音がでるぐらい強くけりあっていて、その強いボールに対しても、幼児たちは怖がるどころか、がんがん取り合いにいっている、ということに気が付いて驚いた。
サッカー遊びには体が大きめで、サッカー好きの幼児しか参加していないから、女の子たちや、うちの息子を含む、サッカーよりほかの遊びを好む男の子たちは、少しだけ離れたところでめいめい遊んでいるという感じになる。
息子は日本の幼稚園に行ったことないけれど、ゴムボールではなく、家から持ってきた本当の固いサッカーボールで、他の子供たちもいっぱいいるところでけりあうとか、させないのではないかと思った。ポルトガルだとそんなこと誰も気にも留めないので、自分たちで適当に、他の子供たちにあたらないようにコントロールしつつ遊ぶことになる。狭い、ごちゃごちゃおもちゃがおいているところでサッカーをしているから、逆にコントロールの練習になったりもしていそう。
技が飛びぬけてすごい子はそんなにいないだろうけれど、いつでもどこでもサッカー!サッカー!という子供たちがたくさんいる。親がこーせい、あーせいって干渉しないから楽しくてさらにどんどんやるんだろう。日本の昔の野球みたい?
息子は、自分がサッカーをしなくても、ベンフィカ、ポルト、スポルティングリスボン、どこが勝った、負けたって、友達が言っていたのをお母ちゃんに教えてくれるし、髪の毛切るよーっていうと、クリスティアーノロナウドみたいにして、って言ってくる。みんなサッカー好きなんだね。
話しはちょっと変わって、ロナウドといえば、お母ちゃんはロナウド大好き。何がいいって、入れ墨いれてないし、髪の毛を短く清潔に切ってるし、おまけに髪の毛黒いから。子供に、ロナウドみたいな髪型にするっていえば、喜んでくれる。
サッカー選手は、監督とかリクルーターに、目立って名前覚えてもらうために、いろいろな髪型、色にしたりするっていうので、仕方がないんだろうけど、長髪や奇抜なものはやめてほしいと思う。選手って子供たちのあこがれで、真似するから。幼稚園、しらみがすぐ流行って通知がくるので、とにかく短くしないとと思う。シラミってどこの幼稚園でも結構くせものだと思う。園児は体をくっつけて遊ぶので、誰かが出るとみんなにうつる。ロナウドは幼稚園のシラミ対策に一役かっていると思う。偉い!