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アマゾン、EV充電ステーションの検索・決済が「アレクサ」で可能に 米国

米アマゾンは、全米最大級のEV(電気自動車)向け公共高速充電ネットワークを展開する米EVgo社と提携し、アマゾンの音声機能「アレクサ」を活用したEV充電エクスペリエンスを提供することを発表した。

EVドライバーは、「アレクサ」に頼んで、近くのEVgoの充電ステーションを検索しナビゲートしてもらったり、EVgoステーションでの充電の開始から決済までをシームレスに行えるようになる。両社は2023年の後半には、アレクサ対応機能を搭載した車や、車で使えるアレクサ「Amazon Echo Auto」などの車載アクセサリへと展開していく。

アマゾン・スマート・ビークルのアネス・ホジッチ(Anes Hodžić)ヴァイス・プレジデントは、「お客様の日常生活にアレクサを役立てたい。今回のEV充電サポートは、AIを活用してより生活を便利にできる素晴らしい事例だ」と誇る。「EVgo社との提携によって、ドライバーのEV充電エクスペリエンスが改善できる。充電ステーションの検索、開始から支払いまでのプロセスがより合理化される。」

アマゾンのアレクサに対応したEV充電エクスペリエンスでは、EVgoグループの一員で、世界有数のEVコミュニティを持つPlugShareと、EVgo Inside™を活用するように設計されている。「アレクサ」アプリに統合されることで、PlugShare APIは顧客に近くの充電ステーションの検索、包括的な公共EV充電マップへのアクセスを可能とする。またEVgo Insideを統合することで、顧客はEVgoアカウントへの新規登録、EVgo充電ステーションの検索、充電セッションの開始、支払いのすべてを「アレクサ」アプリ内で行うことができる。将来的には、充電器の空き状況をリアルタイムで確認したり、充電や課金情報の閲覧も可能にしていく。

EVgo社のキャシー・ゾイ(Cathy Zoi)CEOは、「EVgoとAmazonは、顧客中心主義であると同時に持続可能な未来にコミットするという共通の理念を共有している。その結果、音声で充電ができるといった革新的なエクスペリエンスを可能にしている」と言う。「Autocharge+からアレクサを使った充電まで、EVgoではお客様のEV所有の利便性の水準を高め続けていく。EVgoは、アマゾンの最初の充電ネットワークパートナーとして、2040年までにCO2排出を正味ゼロにするという同社の気候公約をサポートできることを誇りに思う。」

今回のアマゾンとの提携により、アマゾンの顧客はPlugshareに掲載されている米国内の15万カ所以上の公共充電ステーションにアクセスすることが可能になる。また音声による充電開始と支払いは、EVgo社が最近発表した「Autocharge+」が担う。これによりドライバーがプラグを差し込むだけで数秒後に充電が開始できるようになる。

(引用元)https://esgnews.com/amazon-and-evgo-team-to-enable-ev-drivers-to-locate-and-pay-for-charging-with-alexa/

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