2024/11/18-24 一番星
18日(月) くもり時々小雨 楽器のメンテ
頭の中が昨日のレッスンでいっぱいだ、ここは落ち着こう。
他のことは放り出してリコーダーのオイリングに挑戦。
前回、調整の時にしてもらってから11か月ほど、そろそろ、と思っていたところへ、先生からもアドバイスがあったので。
おっかなびっくりながら、特に問題なくできた。
問題があるとしたら、オイルの量の加減がわからなくて、少々少なかったかも。
なじむのを待つ間に、プラスチックリコーダーとホイッスルもまとめてご入浴。
はっきり音が出しやすくなったので、たまに洗わなくちゃ。
午後、パソコン教室。
何度言っても、と思いつつ、昨日のわたしのポンコツぶりを思い出すと、妙に親切にしてしまう。
19日(火) くもり時々小雨 膨大な作品を遺して
予約の歯医者へ。
ぼのぼの先生は今日もほのぼの、しかし手元はテキパキしている。
ブリッジにするための下準備中、先生の声が聞こえた。
「あーっ、〇〇(道具の名前?聞き取り不能)がにゃーい」
にゃ?とおっしゃいましたか?
詩人の谷川俊太郎の訃報。
詩といえばまずこの人だった。
中学生の頃に愛読したコバルトシリーズの新川和江編のアンソロジーが入り口だった。
そこに載っていた数篇の詩をきっかけに、時々思い出したようにオリジナルの詩集も読んだ。
詩集だけでなく、エッセイや絵本、対談など膨大な作品はいつでもそこにあると安心していた。
積読も何冊かあったし、再読予定もあるし、図書館に行けば沢山の作品に会える。
これから特集雑誌やアンソロジー、もしかして未発表作品が出てくるだろう。
でも、もう作品は新しくは生み出されないのだ。
合掌。
20日(水) くもり 追悼
読売新聞の朝刊に谷川俊太郎の追悼記事。
中でも池澤夏樹による文章がじいんとしみる。
何をしていてもそのことばかり頭をよぎる日だった。
しばらく著作や評伝から目が離せない予感。
21日(木) 晴れのちくもり時々雨 遠くへ行きたい
朝、ピカピカの雲ひとつない青空。
加えて晴れの予報だったのでシーツを洗濯、終わる頃には空が薄暗く。
予約の美容室でカットとカラー。
前回、寒くなるし少し伸ばそうかとあまり切らないでもらったけど、やっぱりギリギリ長さの水平ボブに戻した。
似合う似合わないはもはやどうでもいいのだ。
バツンとした襟足がクセになるのだ。
自分がよければよい。
若い頃はこんなショートは敬遠していたけど、勧めてくれたトヨタ店長(仮名)、ありがとう。
手ぐしでブローするだけでまとまるゴッドハンドだ。
待ち時間に読んだタウン情報誌で、近場のお出かけスポットの特集を真剣に読んだ。
どっか行きたいな、と思える元気が出てきた、やっと。
22日(金) 雨のちくもり おつかれさまでした
眼科受診。
後発白内障のレーザー処置後の経過は良好で、視力も2段飛びぐらいに上がり、医師にもいいですね、のお墨付きをもらった。
長い待ち時間、自分に余裕があるせいか周りのことがよく見える。
一部の、自分が自分がでグイグイいく人たち。
自分のことで手いっぱいという状況ではわからないではない。
けど、最低限の礼節は持ちたいと思うの、違うだろうか。
モンスターすれすれの発言にも丁寧に対応する事務の人。
同情を通り過ぎて腹が立ってきた私の狭量さよ。
夕方、ボランティアの先輩の奥様の訃報。
病状が厳しいことは聞いていたけど、とうとう。
ご主人と二人で厳しい道のりを乗り越えてこられたその人の、笑顔が忘れられない。
合掌
23日(土) くもり時々雨 せいろ
隣市の無印良品でイベントがあり、面白そうな出店があるというので行ってみた。
あれこれ物色して、結局買ったのはマフィンふたつ。
もう一つの目的は、欠品が続いて手に入らなかった中華せいろ一式を買うこと。
果たして、蓋と、多少違うサイズの鍋でも使えるための金属の輪っかはあった。
肝心の本体がないのでは、としばし考え、あるものだけでもと入手。
24日(日) くもりのち雨 ブックマーク
妹と約束していた母の面会に行ったし、先延ばしにしていたこともいくつか片付けたから、まあ近頃としては効率よく運んだ日のはずだけど。
それでも何かもやもやするのは「友がみな偉く見える」ことが重なったせいだ。
今週は色々なことがあったこともある。
NHK-FMの特番は上野耕平さんが演奏するところだけでも聴きたかったけど、聞き逃しがあるらしいのは朗報だ。