2021/12/14 『サヨナラ アメリカ』
目の覚めるような快晴。
息子の要請によりダウンジャケットを宅配便で送ろうと思ったら、段ボール箱を処分したところで何もなく、スーパーの開店を待ってもらいに行く。
ちょうどいいのがキャットフードのしかなかった。
ついでに買い物、差し入れする食品も少し。
一度帰って、この前、無印良品で買った手袋やらも入れて急ぎ梱包、営業所へ。
その足で今度は東へ向かい、細野さんの映画『サヨナラ アメリカ』を見るために映画館へ。
明後日まではやっているけれど、その先の上映スケジュールは発表になっておらず、急に終わったり、夜の遅い回だけになったりするので要注意なのだ。
ライブをそのまま編集して映画にしたのかと思ったら、ドキュメンタリー仕立てになっていて、ついほくそ笑む場面がたくさんあった。
ステージの演出は控えめで、過剰でないカメラワークもよかった。
サポートミュージシャンの面々の演奏も手元までよくわかり、特に伊藤大地、かっこいいー。
終わり当たりの細野さんのお茶目なシーン…ネタバレは趣味でないのでやめておきますが。
大画面はやっぱり臨場感が違ってよかった。
が、音響設備の問題なのかはわからないけど、音があまりクリアでなくて、大きいばっかりでのっぺりした感じに思えたのが残念。
帰りの道はなぜだかまだ早い時間なのに大渋滞。
そのうち事故だったということがわかったが、これからの時期、むやみに遠出は控えて、運転にも気をつけなければと思うのだった。
でも、細野さんのライブアルバムを聴いていたので、退屈ではなかったけど!
帰りぎわに外に出たらピアノの音が聞こえたのでキョロキョロすると、すぐ近くにストリートピアノがあり、高齢のご婦人が「乙女の祈り」、続いて「エリーゼのために」を演奏しておられた。
一生懸命に練習した、というような感じの弾き方だった。
子供の頃に習い覚えられたのだろうか、それとも最近になって勉強されたのだろうか。
なにか温かい気持ちになるピアノだった。