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2024/09/23-29 長い長い1週間


23日(月) 秋分の日 雨のち晴れ強風 「ボールペン」

いきなり秋が来た。
1日エアコンつけなかったのはどれだけぶりだろう?

昨日、夫のボールペン洗濯案件で一騒ぎしたというのに、今日は黄色の蛍光ラインマーカーをベッタリつけて帰ってきた。
キャップをせずにポケットに差したとか、学習しないやつ、お仕置き決定。

聴くもの読むもの観るものがたまりがちだ。
今日はhataoさんの奉納演奏会を観ていた。
自分の世界をどんどん広げていくhataoさんがまぶしい。

後はマンガを読んだり、ダラダラしたりうとうとしたり。
笛は吹いた。

24日(火)晴れ 「10段ソフト」

午前、母の買い物代行。
母はまた1段、階段を昇ってしまったようだ。

午後、中古車屋さんに必要な書類を届けた帰り道、道の駅でソフトクリーム。

奥が10段ソフト、わたしは普通サイズ

数年前に閉店した地元では10段ソフトが人気だったお店へのオマージュらしい。
当初、値段も同じ200円だったのが、最近値上げをしたのは仕方ない。
くだんの店では外で食べるのが難問で、ソフトクリームを倒す人続出だったが、ここは室内なので安心。
んー、でも私は昔の水っぽいようなソフトが懐かしいな。
作るのもそうだろうけど、食べるのも技術がいるものだった。

25日(水)晴れ 「再現不能」

妹がやっと、もはや猶予はないということをわかってくれて、母の施設入所への進展があった。
まず少し前に見学して空きがあると聞いたグループホームAに入所希望を伝えるも、申し込みが相次ぎ、いつ面談の順番が回ってくるかはわからないという。
それでも列につくしかなく、期待はできないと肩を落としていた。
そこへ、満室と聞いていた同系列のグループホームBから連絡があり、ひと部屋空きそうだという。
そちらも待機者はいるが、とりあえず面談はすぐにしてもらえると聞き、さっそく予約。
どのくらい確実な話か、よくわからないけど1番の候補だったから期待してしまう。

夕食はタガが外れたようなでたらめ展開料理。
パスタは長ネギ、ささみ、ロースハム、枝豆を入れクリームチーズを溶かしたもの。
冷製スープはなんと、蓮根の土佐煮をミキサーにかけてササミの蒸し汁と少しの牛乳で伸ばしたもの。
蓮根が若くて硬く、歯の治療中では食べづらかったゆえの苦肉の策だったが、入っていた梅干しをなぜかチーズかと錯覚するのが面白い。
デザートは、あまりおいしくなかった早生みかんをゼリーに。
母は本当にこのみかん、5個も食べたのか?

実を外すのが難儀だったが、どっさり入れてゆるーいゼリーを絡めるみたいにしたら、大変身。
どれも一歩間違えば、という気がしたが、奇跡的に成功。

26日(木)晴れ 「言い訳上手」

今日もまた母の家に行き疲れ果てて帰る。
ケアマネさんとの月一度の面談の名目だが、母の最近の状況を相談したいのが本当のところ。
…の前に服薬カレンダーの今日の分の薬が全部消えているのを見つけてしまう。
時刻は午後2時、昼食はまだだと言う。
無駄と思いながらも飲んだのかどこかにしまったか聞くと、でたらめながら咄嗟に言い訳する、その能力はたいしたもんだと妙な感心をしてしまう。
見かねたケアマネさんが、いくつも提案をしてくれるが、どれも母には難しい。
そう言って頭を下げるわたしの方が、ワカランチンのイシアタマみたいに見える。
帰り際、もう帰るのかと寂しそうに言う。
少し前の「やいやいうるさい、もう帰って!」と言っていた勢いはもうない。

27日(金)くもり「抜歯の抜糸」

珍しく寝つきが悪く、いつものように中途覚醒もして、フラフラで行った予約の歯医者は5分で終わる。

スーパーに寄って帰り、炊飯器に仕掛けて行ったご飯がちょうど炊けているので、おにぎりと冷凍用ご飯パックを作り、母の家へ。
あれだけ言ったのに、また未来の分の薬を飲んである。

出かけようとした夫が、わたしの車のタイヤにネジが刺さっているのに気づく。
買い替えの納車まであと数日なのに。
ほんと世界はろくでもない。

28日(土)くもり一時小雨 「ロボット」

妹が母のところへ行ってくれるので、今日はあれこれしたいと思っていたが、どうにも体が動かない。
あれ、これはもしや絶不調ではないか。
頭痛薬は効きが悪いし、動悸も気になるし、股関節もうっすら疼く。
マンガを読んでも頭に入らずページを行ったり来たりで集中できない。

そこへ妹から連絡、昨日も一昨日もやらかした薬の先取り飲みをまたしたようだ。
その上短時間で複数回分飲むのが日常になっている兆候あり、それも、重複しないように言われている2回分だった。
一昨日、ケアマネさんが1日1回の服用に変更できないか主治医に確認してくれると聞いている。
その返事を待つ間に1段症状が進んだように思う。

29日(日)くもり 「まさかの展開」 

パタパタとグループホームの入所が決まって呆気にとられている。
まだ少し先、それまでに気が変わらないといいけど、という気持ちと、
手を差し伸べてくれたたくさんの人々、なんとか受け入れてくれた母に感謝の気持と、
いやいやまだまだこれからが本番という気持ちと。
ぐちゃぐちゃな日曜夜。