子どもアドボカシーセンター広島主催の「子どもアドボカシー基礎講座」を受講中です。これは2日目(2/13(日))の2コマの講義メモです。
1コマ目<子どもの多様性の理解>
◆目の前の子どもを理解するために
子どもに関わらず全ての人は、見える部分と見えない部分で構成される。
さらにコミュニケーションの難しさが存在する。
見えない部分を知るためには、子どもの「語る勇気」に頼っている状況
見えない部分は言語化してもらわないと分からない
◆子どもを取り巻く状況
主に5つの要素が絡み合っている。
◆子どもアドボケイトは子どものアライ(ALLY)
元はセクシャルマイノリティの理解者に対しての言葉だったが、最近はその他のマイノリティの理解者についても使われる。
(1コマ目を終えての感想)
見えない部分の理解についてはどうしても、子ども自身の「語る勇気」に頼りがちだが、それが子どもの中に生じるかどうかは、大人の振る舞いや普段の言動に寄るところが大きいと思う。子供が語らないときは「語れない時」、「語りたくなる相手」になれているかどうか自問自答し続けたい。
2コマ目<子どもアドボカシーの4つの理念と6つの原則>
◆子どもアドボカシーの4つの理念
① セルフアドボカシーはアドボカシーの本質
② 権利行使主体としての子ども
③ 子ども差別への異議申し立てとしてのアドボカシー
④ アドボカシーはライフスタイル
◆子どもアドボカシーの6つの原則
アドボカシーのプロセス
子どもアドボカシーの6原則
(2コマ目を終えての感想)
イギリスでの報告に「子どもたちは結果とともにプロセスを大切に思っている」とあったと聞き、たとえ願いが叶わない時も、子どもたちは(大人であっても)しっかりと話を聞いてもらった経験は人生を肯定していくものなのだなと思った。