【自己愛性人格障害】母の虚言癖2
前回の記事を書いたあとに少し思い出したことがあるので、補足しておきます。
母は虚言を弄して人間関係を操る怖い人、自己愛性人格障害者でした。
家族は一人一人が孤立させられ、戦わさせられそうになりました。
前回の記事はコチラ↓
母の虚言は、口が立つ、というレベルの話ではなくて、病的でした。
私の高校の時のクラス担任の先生に、自分の良妻賢母ぶりをアピールして、私と父が家庭内でバトルしていることに心を痛めている、と嘘の作り話をして先生を騙していました。
誠しやかに話すものだから、誰もが母を信じ、母に同情しました。
母の作り話には、政治的、戦略的な意図が込められていました。
母が注目され、賞賛されること、そしてその美しい自分との対比として、醜い悪者をつくり出して罰を与える為でした。
その悪者役にされたのが、私と父でした。
母がクラス担任に話した父と私の嘘の話で、前回の記事には書いていなかったエピソードがありました。
「お父さんは我儘なので、娘が尊敬しないのは無理もありません」
これは高3のときの担任の先生に話した、やはり嘘の話です。
「お父さんは我儘」の部分は間違ってないと思います。
気分の変調が激しい人で、テレビを見て笑っていたと思ったら、急に怒り出したり、食事する時も、その時の気分で一波乱がある、一緒に居たら心休まらない人でした。
ただ仕事している時だけは機嫌がよくて、周りからも尊敬されていることを知っていました。
家庭での父とは違う公的な父の顔も見ていて、仕事している時は、子供心にもお父さんはカッコいいな、と密かに思っていました。
先生の前で、暴君の一面だけ強調して父の印象を操作する母の態度は、フェアではありません。
ですから、「尊敬しないのは無理もありません」という部分は、「お父さんなんか尊敬しないで」という母の「我儘」なのです。
ここが普通の人には理解できないところですが、いつもナンバーワンでいたい母は、子供の愛と賞賛を父に持って行かれるのは耐えられないことだったんでしょう。
母は自分が大好き、自分以外はみんな大嫌い、自分以外はみんな敵でした。
学校の先生の前で、わがままな夫とそれに歯向かう娘、耐える妻、という大嘘のストーリーを演じた母。
母の悲劇のヒロイン風の見せかけキャラは、近所の人、学校の先生、自分方の親戚、とくに父方の親戚サイドの人たちを騙し続けました。
母は嘘つきだ、と誰にも言ったことはありません。
言っても信じてもらえない、と思ったからです。
母は非常に外面が良かったからです。
母の仮面の下の怖ろしい本当の顔は、被害にあった当人しか知りません。
母はカバートナルシスト(隠れ自己愛者)でした。
前回の記事、もういちど貼っておきます↓