「耳を疑う」という経験をした話
私の職場は
お昼休みが1時間
それ以外は特に休憩時間はなく
休憩する暇もなく
忙しく働いている。
部署によっては
午後にも一度休憩時間があるらしい
と話には聞いていた。
いいなー
同じ会社なのに
うちも休憩したいね
まあ、そんな暇はないけどね
先月から
私達の部署も
午後に休憩時間を貰える事になった。
3時から4時くらいの間に休憩10分。
同じグループの人と重ならないように
上手く調整して
代わる代わる休憩に行く。
休憩がちゃんと取れたのか
休憩する事によって
仕事の効率が上がったのか
1ヶ月後にアンケートがあるとのこと。
休憩初日。
なんだかワクワクしながら
ちょっとしたお菓子と珈琲片手に
リフレッシュコーナーへ行く。
せっかくだから
仕事中はロッカーにしまってあるスマホを取りに行く。
珈琲を飲みながらnoteを読む。
堂々と仕事をサボれるなんて嬉
でも
10分で席に戻るとなると
なかなかの慌ただしい休憩。
ロッカーに寄ってスマホを取って
戻る前にまたロッカーに寄ってから席に戻る。
実質寛げるのは7分?くらいしかない。
張り切って休憩に行ったのは最初の週だけ。
他の日は忙し過ぎて
仕事を中断して休憩に行くよりは
仕事を続けてしまった方が効率が良い。
行ける人や行ける時は
午後の休憩に行ったらいい。
行けない日もあるし
仕事を中断してまで行かなくてもいいかなと
思う時は行かなくてもいい。
個人の判断で良いのではないでしょうか。
そんな風にアンケートに記入する。
いつもお昼休みもゆっくり多めに休む彼女。
午後の休憩に行くと
15分は戻って来ない。
別にいいのだけれど
気になって仕方がない。
一応10分って決まってるってご存知?
言ってみたいけれど
もちろん言えない。
アンケートに何を書いたのか
彼女は何故か周りの人達に聞こえるように
大きな声で隣の人と話している。
「暇な部署はいいよ
でも私達のグループって
休憩どころじゃない日の方が多いよね
それで休憩が取れる取れないって不公平よね
『休憩取れなかった分は残業に付けてもいいようにしてほしい』ってアンケートに書いたけど
みんなもそう書いたらいいんじゃない?」
え?
えー?
普段使う表現ではないけれど
あの時の私の気持ちは
「我が耳を疑う」
休憩にいけば長めに戻って来ないあなたが
そんな主張を
平気な顔をして話していることが
とても私には理解出来ない。
それなら
お昼休みいつも5分とか10分とか15分とか
長めに取っているあなたは
その分をお給料から差し引いて貰ったらどうでしょうか?
午後の休憩が取れなくても
相殺されてますよね?
もちろん心の中で思うだけ。
実際に言ったらどうなるんだろう。
相変わらず
くだらない事が気になって仕方がないのです。
というより
私は多分
彼女の事が好きではないのです笑
いい大人が何を言ってるんでしょうね。
と自分でも思います。
色々嫌だと思った事も
自分で変えられない事なら
思い詰める事なく
仕方ないと割り切って
やり過ごせるようになりたいものです。
そして
嬉しい驚きに
我が耳を疑いたいものです。
人は人。
自分は自分。
最近撮った空の写真です。
広い空を見ると気持ちが晴れていく。
くだらない事で悩むのはやめようと
思えるようになる。
何事もなるようになる。
What will be, will be.
Que sera sera.