やり残したことは…
年末年始の9連休を安曇野で過ごした。
ざっと大掃除をして、おせちやお雑煮の買い出し、そして仕込み。
ここまではどこにいてもさほど変わらない年末の恒例行動。
ただ、スーパーや産直販売所で目にする野菜やおせちの具材は、八王子での買い物とは少し違っていて初めて目にするものも多くワクワクする。値段も心なしか安いような気がして、いや実際に安い、そして食べきれないほど買ってしまう。
台所が超寒く、肉魚以外は冷蔵庫に入れなくても心配いらないのがよい。冷蔵庫が小さいので。
今年最後だからと、にぎやかな歳末の松本に出かけてお城を拝み、いつものショップ巡りにカフェ巡り…からのいつもの温泉で一年の汗を流してみたり。
早朝から雲一つない青空が確認できたら、よっしゃー!とばかりにゲレンデに行って久しぶりのスキーを楽しんでみたり。
元旦は穂高神社に初詣…からの新年の大ウォーキング。
大糸線の駅4駅分歩いてしまった。
ローカル線の4駅は、首都圏の4駅とはその距離のケタが違う。
新年早々よく歩いた。わが足を見る。
今年もこの2本の足にはしっかり働いてもらわないと困る。
どうかよろしく!
翌日は犀川の川岸に遠く異国から飛来してきた白鳥たちを見に行き、美しく飛び立つ姿を見たさに、じいーっと静かに身体を凍らせながら待ち続け…凍った身体を解凍させるためにまた温泉。
せっかく車を借りているからと飛騨高山まで足をのばし、朝市でホットプリンを食べたり買い物したり、白く雪化粧した古い町並みを外国人に交じってそぞろ歩く。飛騨高山がこれほど内外から賑わう観光地だったかと驚く。正月だからと奮発して飛騨牛に舌鼓をうち、帰りの山越えでは大変な大雪に見舞われる。それでもせっかくだからと真っ白な平湯温泉で露天風呂めぐり。ここは好みの硫黄泉。
安曇野にいるならやっぱり行かなきゃ帰れないと、わさび農園で朝カフェ…からの産直販売所ハイジの里で珍しい野菜を仕入れ、いつもの通り行商のおばちゃんとなってねぎを背負って八王子に帰る。
9日間の長い休み。
とっても充実した良い冬休みだった。
でも、なんだか毎日忙しく過ごしてあっけなく終わってしまった。
やり残したことは…
のんびりすること。
なので帰八から5日後の夜、また安曇野に来てしまいました。
だって貴重な3連休なんですもの。