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昨日、日本に無事入国しました。お約束の時差ぼけで、睡眠リズムむちゃくちゃ。眠れずに開き直ってnote書くことにします。笑
ヒースロー出発は2月23日午前9:30でした。平日の朝ですが、学校へ行く前に空港まで車で送ってもらいました。夫だけじゃなくて、息子たち2人も見送りにきてくれました。
最近ストライキやトラブルが多いルフトハンザはちゃんと飛ぶのか? 近年さらに悪名高いフランクフルト空港での乗り換えは大丈夫か?・・・と懸念事項はありましたが、ヒースローからの出発は定刻通り。フランクフルトで無事に乗り換え、予定より早い時間に羽田到着。順調、順調。日頃の良い行いのたまもの、と思うことにします。笑
一時帰国のたびに、まず空港の「おかえりなさい」の表示にウルウルするのが常なのですが・・・今回「おかえりなさい」の言葉が見当たらない。壁とかポスターとかの表示、なくなったの? 私が気づかなかっただけかも。入国も完全に機械化されていて、検閲も税関も入国も、人に接することなく通過。「おかえりなさい」とも言ってもらえない。いいけど。
私自身、なんだか、「帰ってきた」気がしないのです。勝手知ったる国、日本は、よく知っている国だけど、もう「自分の居場所」ではないところに「訪問」しているような感覚。日本を離れて20年以上経過して、日本と私の関係も変わっているのを実感します。
だから、3年ぶりの「感動の再会」みたいな感覚は全然なく、「おかえりなさい」って言ってもらえなくても「ま、いいか」と思えたり、「帰ってきたーー」とうるうるすることもない自分に、ちょっと白けつつ、そんなもんかと思う。
今回の一時帰国が決まってから「神社やお寺に行きたい」という気もちが湧いてきました。今まで、神社やお寺は、観光地になるような有名どころ以外はあまり興味もなかった。でもなんだか、普通の、その辺にあるような神社やお寺を訪れて、そこの雰囲気を味わって、じっと佇みたい・・・という思いが、たぶん生まれて初めて湧いてきました。
自分から言い出したわけではないけど、今回の帰国ツアーの福山市では、お寺での開催。なんだか嬉しい。願ったことは不思議に叶う。
東京のホテルの近くに小さな稲荷神社を見かけ、いつもだったら素通りするところを、足を踏み入れてみました。小さな鳥居の中にもっと小さな鳥居。お賽銭箱に小銭を投げて、お参りをする。ベンチに座ってそこの雰囲気を味わう。小さな神社だけど、次から次へと人が訪れてお参りをしていく。ベンチでお弁当を食べたりのんびりしている人たちがいる。東京のビルの合間にある、そこだけ静かな空間。ここに訪れている人たちには、この神社が生活の一部なのが感じられます。
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イギリスなら公園や緑地帯、テムズ川のほとりでまったりするところが、日本では神社が精神的なものでありながら、生活の一部であり、日々の忙しさの合間の癒しの場でもあるというのが、日本ならではだなあ・・・と「日本の良さ」を感じます。
有名で立派な神社は、それはそれで素晴らしいのだけど、たまに訪れる日本では、観光的なもの、目新しいものにはあまり興味がない。普段の人々の暮らしに密着した、何気ない、普通の、あたりまえのものに触れたいと思うのです。
食べ物も同じ。久しぶりに帰ってきて食べたいものは、高級な料理や懐石料理じゃなく、日常的に食べていた庶民の料理です。
そんな「普通」の日本を、約1ヶ月楽しみたいと思います。
第一弾の講座は2月26日。東京にて。
たくさんの皆さんにお会いするのが楽しみ。
まだ滑り込み受講、間に合います!
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