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あなたは「やりたいこと」ってありますか?
自分の「やりたい!」という気持ちに気づいていますか?
「やりたい!」という自分の思いに、ちゃんと応えていますか?

無理やり、「待遇がいいから、XXに就職!」と考えたことを「やりたい!」と勘違いしちゃったり・・・なんてこともあるかもしれない。そうじゃなくて、心が本当に欲していること。やりたくてやりたくてたまらないこと。

もうね、最近「やりたいことが見つからない」という人が多くて。子どもの教育でもそう。子どもの才能を伸ばしてあげたい。でも、子どもがやりたい!・・・ということが見つからない。

「やりたい!」という気持ちが出てくるための最低条件は・・・

時間がたっぷりあること


忙しくて、あれやこれややらなきゃいけないときには、頭も心も自発的には働きません。だから、「やりたい!」っていう気持ちさえも出てこない。

出てくるのは・・・「休みたい」くらい? 苦笑
こういうときには、建設的な「やりたい」には頭が向かわない。

だから、子どもも、お稽古事やお勉強で忙しすぎたりすると、「やりたい」なんて気持ちは出てこなくて当たり前。

食べ物だって、いろんな食べ物が食べ放題で目の前にあったら、ある程度食べたら、もう食べたくないと思う。

それと同じで、子どもがちょっと「ピアノやってみたい」と言ったり、なんだか「絵が上手だから習わせてみよう」とか、「サッカーやらせよう」とか、いろいろやらせたら飽和状態になる。たくさん活動させているから、そのなかからきっと才能が見つかるだろう・・・と思うかもしれないけど、いろいろやりすぎで、夢中になれなくなっていく。ほんとうに大切なことに出会っても、本気になれないまま素通りしてしまう。

だから、時間がたっぷりあって、ちょっとハングリーな状態くらいがちょうどいい。


それから、特に大人の人が「やりたい!」を見つける条件がある。

・頭で考えすぎない。
・心に従う。

でも、心の声、聞いてない大人がたくさんいる。「やりたい!」は心の声。頭で考えたことじゃない。

「やりたいことなんて、そうそうあるもんじゃないですよ。」
という人もいるし、確かにそれは事実でもあるかもしれない。

でも、「やりたい」は、大望じゃなくていい。人生の目標とか使命とかの大きなことじゃなくて、日々の小さな「やりたい」でいい。たとえば、「この本、今すごく読みたい!」とか「今、海が見たい!」とか。笑 

そんな小さな心の訴えを無視して「今、そんな時間ない!」とか理性の理論で心の声をおさえつけてしまうと、どんどん、自分の声が聞こえなくなっていく・・・。

逆に、そんな小さな「やりたい!」にちゃんと応えていくと、大きな「やりたい!」に気付きやすくなる。

大人が、自分の心を大切にする。
それができなくて、どうやって、子どもに「自分を大切にしましょう」なんてことを教えられるのか。


はい。
ということで、心の声に従って、今からワイン飲みます。(違うか。笑)




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かよ|ロンドン在住、楽しく人生をクリエイトするシュタイナー教師&経営者 石川華代
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