コロナ〜最先端の大流行にのってみた
風邪ひいたー
風邪をひいたので、お約束のCOVIDホームテストをしたら、まさかの陽性。まさか、というのは、この3週間ほど家族がずっと風邪をひいていて、みんな陰性だったから。症状からして家族の風邪がうつっただけとしか思えないのに、私だけ陽性?・・・ってちょっとびっくり。
一瞬びっくりしたあとは、ちょっとワクワク。笑
だって、これだけ世界中で大流行なんですよ。一度くらい流行にのっておかないと。私は何事も体験してみたいのです。(←マゾ傾向あり)
症状
上の太字部分は、まさしくオミクロン株の特徴に合致。ロンドンでは12月に入ってからオミクロン株が急増。しっかりと最先端の流行に乗ったわ。笑
普通の風邪と比べて特別なことは何もない。体が痛いこと、頭痛が続くことが辛いけど、いつもの風邪のように、自然療法のみで対応できるレベルです。病院にいくほどでもない。重症化には程遠い。
結局まるまる1週間、起きあがれず寝込んでいました。長引いたのが辛かったですが、結局は風邪。いつかは治る。
陽性判定後のプロセス
ホームテストで陽性が出た後、オンラインで陽性の登録。そしてPCR検査の発注。
我が家の場合、私が陽性なら、きっと先に感染した男3人もコロナだったんだろうと思い、PCR検査を4人分発注しました。ホームテストの精度が悪いか、ちゃんと綿棒をつっこまなかったのか。苦笑
発注して2日後にPCR検査が届くはずが3日後に到着。イギリスではNHS(National health Service 国の医療サービス)で働くひとたち(医者、看護師、事務その他)の54%がコロナで欠勤だそうです。この状況で、1日遅れくらいで届くって、逆にすごい気がします。
テストをして、指定ポストから速達で発送すると、その2日後にはメールで結果が届くという仕組み。・・・ですが、クリスマスと重なって指定ポストに集荷にこない。検体が古くなってはいけないので、集荷時間にあわせて検査してポストに入れる。なんだかんだで、PCR検査結果が出るのに、PCR検査キットを発注してから1週間もかかってしまいました。
免疫力、自己治癒力
私は、ここ30年ほど、風邪はすべて自然療法で治しています。薬はなし。自然のレメディやお手当。レモン、しょうが、マヌカハニー、マスタード足湯(ミヒャエラ・グレッグラー医師推奨)、アイスパック・・・などなど。
それに加えて、今回は、すっかり習慣化された「おへそ呼吸セラピー」を、1日何回もやっていました。横になったままできて、力もいらないから病人でも自分でできる。気の流れが良くなって、自己治癒力を活性化する。
まあ、そんな私なので、コロナに対抗するくらいの力はある自信があります。
だから、私はワクチンを打っていません。ワクチンについては、人それぞれ色々な意見があると思います。私は、ワクチンで無理矢理体に得体の知れないモノを入れるよりは、感染して体が抗体を作ったほうがいいと思っています。なので、感染してよかった・・・くらいの気持ちです。
ワクチンを打っても感染するし、酷くなるか軽くすむかはその人次第。健康状態、生活環境、年齢など様々な複合要因で症状が出てくるのだから。ほとんどが「普通の風邪」レベルとはいえ、重症化するひとは肺機能にダメージが残ったり大変なケースもあるのは事実。
冷静にどーんと構えていよう
イギリスの場合、感染者数が多いですから、最近は「OOさん、コロナ陽性だって」っていう情報にも驚かなくなりました。パンデミック初期、コロナが得体の知れないモノだった頃は世界中で戦々恐々としていました。でも、これだけ感染者が巷に溢れていて、風邪より酷い人もいるし、私みたいに風邪とそう変わらないという人も多い。でも、大半は重症化することなく普通の風邪の治療で治ることも実感としてわかってきた。だから、コロナのことを怖がらない人が増えてきた。
怖がらないから無茶をする人も出るのだけど、恐怖心でヒステリックになっているよりずっとマシだと私は思っています。ストレス溜まると免疫力も低下しますしね。
オミクロン株も感染者数が増えてきて、年内にイギリスの全人口が感染するという予測も出ています。全人口が感染するというと、ちょっと怖い気がしますが、感染力と毒性は反比例の法則があるそう。つまり、オミクロンは感染力が強い分、毒性は弱い。
弱い風邪にかかるかも・・・っていうことでそんなに怯える必要はないんじゃないかと思います。恐怖を煽る報道には踊らされないほうがいい。冷静に判断しよう。
コロナだけじゃない
コロナにかかると、めんどくさい・・・です。登録して、PCR検査して、検査結果登録して、10日間家族全員で自宅隔離。
10日間家にこもっていたって、食品だって配達してもらえるから困ることはありません。ただ、面倒臭い。笑
でも、とにかく家にこもって治す。家の外の人に感染させないための配慮は最低限の心使い。
だけど、これってコロナだけのことじゃないですよね。普通の風邪だって、人にうつさないように最大限の配慮をするべきだし、風邪ひいたらとっとと休んで、早々に治したほうが、自分のためにも、周りのひとにもいいはず。
日本の「ちょっとの風邪くらいで休むとは精神がたるんどるーー」的な社会は、今でも健在なのでしょうか。日本を離れて20年の私は浦島花子でよくわかりませんが、少なくとも私が日本にいた頃には、熱があっても、無理して出勤する方が褒められる社会でした。
こちらでは、体調不良のときにはとにかく休むのが社会の常識で、周りの人もそれを暖かく見守ってくれる。イギリスもそうだけど、ドイツはもっと徹底してた。風邪をこじらせて2−3週間休んでしまう人とかも毎年必ずいた。まわりのひとたちには当然皺寄せがくるのだけど、仕事が大変になっても、病気になっている同僚のことは温かい目で見守ってた。体調崩している人が一番しんどい。誰だって体調崩すことはある。お互い様なんです。
辛い時に休めない社会って、しんどいですよね・・・。
自分にも厳しい、他人にも厳しい社会も、辛いですね・・・。
とりあえずコロナ発症後約10日。まだ完全復活には程遠い。自宅隔離しながらゆるゆると年末をすごします。
もう、今年はお節料理作るのやーめた。
大掃除もやーめた。
のんびり充電します。