母、1ヶ月の海外出張。残された家族は・・・
私も、家族をかかえる母親、妻です。子どもたちが小学校高学年くらいから、2週間、3週間の日本出張はありました。でも、今回は、ほぼ4週間。今までで最長です。しかも、コロナの期間中、一時帰国もなし、子どもたちもクラス旅行や長期研修もほぼなく、家族べったりの3年間ほどを過ごしたあとの1ヶ月の別離。けっこう、寂しい。
息子たちからはWhatsAppで毎日メッセージが送られてきます。
I love you, mama.
I miss you so much.
・・・と。
日本で育った日本人男子はこんなこと書かないでしょうが、うちは日本国籍があっても欧米育ちの息子たちです。I love you. は毎日言うし、毎日ハグするし、カウチに座っていたら、息子たちが右と左から抱きついてくる。そして「華代の隣は自分の場所だ」と夫がわりこんでくる。そんな我が家です。
日本一時帰国が決まった昨年10月から、「さびしい」と言っていた長男は、留守中の今も「さびしい」とは言いますが、わりとさっぱりしてる感じ。
「さびしくないよ」とずっと言っていて、出発の1−2週間前になって「さびしい」と言い出した次男は、一番寂しそうにしています。「長すぎるよ」「さびしい」「今すぐ帰ってきて」と毎日必ずメッセージがきます。
仕事だから仕方ない、行っておいで、と、わりと冷静だった夫は、直前になって「さびしい」と怒り出しました。留守中は、何か伝えることがあるとメッセージがきます。何もメッセージがないときは、わたしから「元気?」とメッセージすると" I miss you" と返事がきます。ビデオ通話で顔を見せると、とても寂しそうな顔をしています。
相変わらず、反応が三者三様な我が家の男三人。
私も、さびしい。特に息子たちと離れているのが寂しい。もう家から独立して離れていく時期だから、寂しいなんて言ってちゃいけないけど、素直に、純粋に寂しい。
4週間はちょっと長かったな・・・と自分でも思います。
家事とか家のことは、何も心配していません。私の助けなんかなくても、料理も片付けも洗濯もいつもやってるのですから。
寂しい・・・ということや、いつもいるはずの人がいない時間を経験するのも大事だと思います。だって、どれだけ大切な存在か身に染みてわかるし、自立できるから。
そうやって、1人1人が自立した時間を持つこと。そして、一緒の時の幸せを感じられること。この2つがいいバランスを保てること。大事。
ちなみに・・・今わたしが、寂しい、恋しいと思うこと。
・息子たちがいなくて寂しい。
・ロンドンが恋しい。
・私のピアノが恋しい。
・イタリアン、地中海系料理が恋しい。
・クラシックのコンサートにいけないのが悲しい。
・テートモダン(美術館)に行けないのが寂しい。
そして、フィッシュ&チップスまでも恋しい。苦笑
なのに・・・、
夫がいなくて寂しいとあまり思っていない自分にちょっと危機感を覚えたり。苦笑
なにはともあれ、あと8日。
イギリスに帰る日を、カウントダウンして楽しみにしています。
日本での残りの時間もめいっぱい楽しみますけどね。