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先週から長男の大学生活が始まりました。

ロンドン芸大(UAL: University of Arts in London, Camberwell College)という、長男第一志望の大学。

入学にあたり、日本のように入学式などの格式ばったものはありません。メールで、初日の持ち物などの連絡がありました。 

・スケッチブック
・筆(特に指定なし)
・ペン軸とペン先
・黒インク

まあ、これは芸大なので、アリかと思います。でも、他にもありました。

・ひも
・針
・糸
・ボール(特に指定なし)

ボールって・・・? 
サッカーボール? テニスボール? 何するの?

訳わからないまま、息子はサッカーボールを買ってきました。

大学の初日、こんな諸々の謎の持ち物を抱えて大学へ。

結局何をやったかというと、一番謎だったボールは、
「球形をテーマにしたアート作品を作れ!」
という課題が出て、グループワークで、アートにしたらしい。

ボールを使っても良し、使わなくても良し。
でも、息子たちのグループは、サッカーボールを切り刻んで、組み合わせてアートにしたらしい。

「新しいサッカーボールだったのに、一度もサッカーに使われないまま切り刻まれるなんて、かわいそう。勿体無い。」・・・と私は思ったのですが、それは私の、「ボールはボールとして使うべき!」という思い込みでしょう。自由な発想で作品に仕上げてもらえて、ボールとして幸せ・・・だったはず? 笑

入学後1週間経過しましたが、息子は楽しそうです。毎日、好きなアートばっかりやっていればいいですしね。

最初の2ヶ月くらいは、いろいろなアートにとりくみます。今週はコミュニケーションアートの分野らしく、ヴィジュアル、写真、立体、音声、映像など、さまざまな技法を駆使したプロジェクト17点制作!・・・とのこと。

なんだか課題に追いまくられつつ、楽しそうです。

2ヶ月たって、専門分野を選択してから、どんな学びになるかが楽しみ。

何はともあれ、楽しそうでよかった。




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かよ|ロンドン在住、楽しく人生をクリエイトするシュタイナー教師&経営者 石川華代
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