3月8日国際女性デー 私、女性だからできる生き方を堪能しています
国際女性デー
3月8日は国際女性デーだそうです。あまり今まで意識していなかったのですが。
1905年、NYで参政権のない女性たちが労働条件の改善を要求してデモを起こした。それが元になって、「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日となったとのこと。国際的な記念日で日本も記念日としている。
フェミニズム運動の後に生まれ育った私は、特別に女性の権利や男女平等を主張する気はありません。
今の時代、もう、男性、女性などとは言っていられない。学校に関わっていて、性転換をする生徒はもう珍しくない。両親が男男とか女女だという生徒もめずらしくない。
人によって個性も能力も特質もまちまちだから、性別で区別するのではなくて、個々人の得意分野を活かしていくのがいい。女性デーというより、ジェンダー・デーにして、どんな性別だってその人らしく生きていける社会に!・・・っていうほうが大切だと思う。
わたし、女性として
私は、女性で母親で妻です。自分の性別に疑いを持ったことはないし、男性になりたいと思ったこともありません。
「女の子は行っても短大卒くらいで十分」と言われたこともあるし、20代後半になったら「結婚」「出産」のプレッシャーがかかった。
出産したら仕事は休まないといけないし、多くの仕事は、女性がキャリアを積むのに不利だったから、公務員とか教員が無難・・・と思っていた。
これらは、すべて、親の世代のひとたちから受け継いだ価値観だった。
親世代がもっていた、「結婚したら男性がお金を稼いできて生活を支えてくれるもの」という結婚感には、中学生くらいだった頃から反発していた。
大人になって結婚しても、自分の生活は自分で支えるだけの経済力はもっている。夫に食べさせてもらうなんてまっぴらごめん!・・・って思ってた。
と言っても、出産したら休まなけいけないのは現実。不利だなあ・・・ってずっと思ってました。だから、子どもはいらないって思ってた。
人生って不思議なもの。
「私、母親になってもいいかも。その準備ができた気がする」と思ったら、速攻で妊娠した。そして、私は、母親になった。
母親として大切にしたい「子どもに添う」という大仕事をやる覚悟をしました。妊娠からはじまる、女性しかできない大仕事をすることを、かけがえのないチャンスと思いました。
子供が小学校にあがり、年々授業時間が増えていく。子どもも自分の時間を持ち始める。そして母親は少しずつ自分の時間が増えていきます。
その変化に合わせて、私は、仕事を着々と増やしていきました。
女性でよかった
私ね、女性でよかったと本当に思うのです。
私は女性らしく生きていきたいです。
私は、女性らしい美しさを大切にして生きていきたいです。
女性というのは、しなやかで、強い。そう思っています。男性ほど肉体的な力はないけれど、男性より繊細な美しさがある。
ずっと一生働き続ける男性もすごいと思うけど、女性は、出産して、仕事にギャップがあっても、子育て後自分の人生を切り開いていく。しなやかな生き方。
出産の痛さを我慢できる女性に怖いものはない。
我が子のためなら、火事場の馬鹿力が出る、女性の強さ。
だからこそ、夫が仕事をやめて収入がなくなったときに、家族を支えるために本気の力が出せたのは、夫じゃなくて女性の私だった。
2022年の今でも、女性の立場は不利だと思います。
でも、女性は、不利でも生き抜いていく強さがあると思います。
どんな大変なことがあったって、我が子が独り立ちできるまでは、何がなんだって生きていくって。
だから、不利だって文句言ってないで、乗り越えていけばいい。そして、どんどん楽しい生き方していくわーーーって、私は思ってます。
そう思えた私は、自由です。
子どもを産み、育て、仕事もして。起業して自分の仕事を作り、ドイツ法人、イギリス法人も作り。自分のやりたい仕事を思いっきりやっています。国境も気にせず渡り歩き。笑
そして、女性の体力のなさを武器に、力仕事は夫と息子たちに任せたりしてね。笑
ジェンダーの枠にとらわれない。
ジェンダーの特徴、自分の個性を活かしていく。
自分の人生だから。