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高速道路での車のトラブル

先日、休暇でコーンウォールへ行った時のこと。帰りの高速道路で、突然車から異音がしはじめました。とりあえずサービスエリアに行って音の原因を確認。

自宅まで300kmくらいの距離なので、このまま走るのはちょっとまずいよね・・・と判断しました。高速道路をおりて、近い修理工場へ。

修理工場1:「あー、それね。それはね、アウディ正規ディーラーしかやれないんだよ。大変な作業だからうちでやれる余裕もないしね。お向かいの修理工場2に聞いてみたら応急処置くらいはしてくれるかもよ。」

修理工場2:「そりゃー、大変な作業になるね。悪いけど、もうちょっと忙しくないところへいってくれ。助けてやりたいのはやまやまだけど、ホリデーで社員が休んでるからいっぱいいっぱいなんだよ。そこの角を曲がったところにもうひとつ修理工場あるよ。」

修理工場3:「あー、それは3日はかかるね。部品取り寄せなきゃいけないし。うちも忙しいから無理だよ。」
私:「運転しても危険じゃないと思う?」
工場:「そりゃ、すっごく安全とは言えないね。(だめだよ、危険だよ!の婉曲表現)」
私:「・・・」
工場:「どこまで帰るの?」
私:「ロンドン」
工場:「・・・(苦笑い) よし、1時間だけ時間をくれ。みてみるだけでも見てみるよ。」

と、見てくれることになりました。

そして、作業開始して15分後。私の車が作業場から出てきました。

「直ったよ。ネジが1つ緩んでいただけだったよ。しっかり締めておいたからもう大丈夫だよ。」

・・・助かった。

ネジ1本締めただけなので、お代も受け取ってくれません。「ありがとーーー」と言って去り、直行で近くのスーパーへ駆け込み、ビールひとケース買いました。そして、「ほんの気持ち。ありがとう。」と言って工場へビールを差し入れ。

すっごく、喜んでくれました。

ものごとは決めた通りになる

大事にもならずに済んだわけですが、終わってみてホッとして振り返ってみると、「自分が決めた通り」になっていることに気づきます。

異音がしだした時点で、私は「大事にはならない」「大丈夫」と「決め」ました。大したことない、って。「大事になりませんように・・・」って期待したり祈ったりするんじゃなくて、そう決めた。そうしたら実際大したことなく済んだ・・・。

もうひとつ、今回の旅行にいく前に、ひとつ強く思ったことがあります。今回、往路400kmくらいは私一人でドライブでした。そして強く思ったのが「私一人の時に、車のトラブルは絶対嫌」ってこと。車のトラブルなんてただでさえ嫌なのだけど、メカに無知な私ひとりのときに車が故障なんて、絶対嫌。そんなこと、起こらない!・・・って内心決め込んで出発したわけです。

そうしたら、確かに、一人の時には車のトラブルはありませんでした。トラブル発生時は、夫が一緒だった。サービスエリアの駐車場で、車の下にもぐりこんで見てくれたり、一緒にあちこち回ってくれたり、待ち時間も一緒におしゃべりする相手がいたり・・・それだけで、心強いものです。

まったく、「思った通り」なのです。どうせなら、「車のトラブルは絶対起こらない」と思い込んでおけばよかった。苦笑 

まあ、現実的なことじゃないと思い込むこともできないので、「車のトラブルは絶対起こらない」っていうのは、無理かと思いますが。笑


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