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チェロ再開? やっとけばよかったという後悔はしない。
衝動は大事。心の声は無視しない。
先日、ふと思いついて、勢いと衝動でチェロの先生を探してレッスンを申し込みました。時として、勢いと衝動ってものすごく大事です。
やるかやらないか考えていたら「やらない理由」はたくさんあるのです。いろいろ考えて「リタイアしたらやろう」とか思ったりしてました。
でも、やってみなきゃわからないですよね。やりたい!って心が叫んでいるのを押さえつけるんじゃ、なんのために生きているんでしょう。
衝動は心の声。一瞬の衝動かもしれないけれど、無視するのは自分に正直じゃない。頭で考えることより、心のほうが本当に大事なことをよく知っています。
あとで後悔したら、やめればいいことです。
やって後悔するより、やらずに後悔するほうが悔しい。・・・とはいうけれど、私は基本やりたかったらやるので、やらずに後悔することはありません。でも、やってみてした後悔したこともありません。
私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、いままでに20,000回してきたのだ。
トーマス・エジソン
ね。
どんな失敗だって、失敗じゃないから。無駄なことなんてなにもないから。
チェロを我慢していた理由
チェロはドイツに移住した時点で中断してしまいました。英語か日本語で教えてくれるチェロの先生がなかなか見つからなかったこと。仕事やドイツでの暮らしに精一杯で心も時間もゆとりがなかったことが主な理由です。
イギリスに戻ってきてから、1年以上経ちました。チェロを弾きたいという思いはずっと持ち続けています。ただ、趣味とはいえピアノもほぼ毎日弾いている私は、楽器を2つ練習する余裕があるか疑問でした。練習時間を増やすことができないなら、時間を半々にしてピアノとチェロを練習することもできます。そうすると、進歩が遅くなるのでつまらなくなるのではないか・・・? とか考えたり。
とにかく、仕事に支障が出ない程度にと考えると、楽器一つでピアノ限定のほうがいいのではないかと考えていました。
押さえつけていた願望が衝動になって爆発!
チェロもやっぱり大好きです。大好きって言っても、大人の手習ではじめたチェロなので下手ですよ。きれいな音、全然出ません。チェロは、まずケースから引っ張り出して、調音して・・・っていうのが面倒ですが、楽器と一体になる感じが特別です。
ピアノも好き。ピアノはドキドキ胸が高鳴るような喜びがあります。チェロは癒されます。私にとって、ピアノという楽器は、高嶺の花みたいな高貴なものに対する憧れのような感じだけど、チェロは楽器そのものが愛おしい。
愛する楽器2つとも、大人になって始めたものだから下手です。チェロに至っては5年ブランクありますから、もう初歩の初歩からやり直したいくらいです。
で、心の奥からまた叫び声が聞こえました。「下手なままで一生終えちゃっていいのか!?」って。そして胸の奥の方から「それは、嫌だーーーー!!!!!」って怒号が聞こえてきた。
で、勢いでレッスン予約しちゃいました。笑
考えすぎていたら、ほんとにリタイアするまでやらなかったかもしれませんしね。
やっぱり後悔?
レッスン予約したあと、ちょっとは練習しておかなきゃ恥ずかしいよね・・・と思って、チェロを引っ張り出して弾いてみました。
一瞬にして後悔しました。あまりにも下手すぎて。笑
私がチェロ弾くなんてこと自体間違ってるんじゃないか!?・・・とさえ考えて。でも、レッスン予約しちゃったから、とりあえず1回だけでも!・・・って開き直りました。
これ、勢いと衝動の効果です。チェロを先に出していたら、レッスン予約さえもしなかったと思いますから。
やりたいことは全部やって今世を終えたい。
やっとけばよかったという後悔は絶対したくないと思ってます。
・・・とりあえず1回目のレッスンまでもう少し練習します。汗
はじめましてのみなさん。
自己紹介です。これからもどうぞよろしくお願いします。
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