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「孫の手」が教えてくれた健康管理の大事なポイント
「孫の手」が欲しい
最近、「孫の手」が欲しいなーと思っていました。背中の痒い所に手が届く、昔ながらの竹製のもの。
乾燥肌で痒い背中をカリカリするのに、孫の手は便利だなーーー、孫の手あったら楽だなーーと思ったのも、もちろん正統派の理由です。
あと、海外在住なので、日本のものが必要以上に欲しくなるのです。日本のものを所有したい、日本のものがあるとなんとなく安心。望郷の念もあって、孫の手を思いついたのです。日本にいたときも、孫の手なんて使ったことないのに。笑
「孫の手」はイギリスで手に入るのかな・・・と、探してみたら、いろいろ見つけました。
熊手?
誰の手?
ブラシ?
木製だけど・・・ごつい。
郷愁の寂しい思いを満たすには程遠いものばかり。
結局、必要ないと判断。実は、私、右手と左手を後ろでしっかり触ることができます。(前は後ろで手を握れたのになあ・・・)つまり、背中のどこでも手が届くのです。孫の手なくたって自分でかけばいいんです。
結局、あったら楽だけど、必要ないのです。要らないものを買ってモノを増やすのは嫌で、購入はしませんでした。でも、「欲しい」という気持ちは、消えません。笑
決定的な購入却下の理由
背中をぽりぽりとかいていたとき、ふと気づきました。ぽりぽりとかいてるだけで、知らず知らずのうちにストレッチになってるなーーーって。
そして、もし孫の手があったら、ストレッチするという動作がなくなっちゃうんだなーーーと。
考えてみれば、この数年で、
・スタンディングデスクをやめた(座ってばかり)
・黒板を使わなくなった(教えるときも座ってばかり)
・オンラインが増えた(動かない)
・資料を読むとか、仕事でもソファに座ることが増えた(楽しまくり)
・スティック形の掃除機導入(かなり楽)
・ルンバ導入(一部屋、完全お任せ)
・息子たちが成長して家事もだいぶ任せられるようになった(どんどん肉体労働が減る。)
つまり・・・
便利だ、楽できる
→ 楽することで体が怠ける
→ 体がなまる
→ 筋肉が落ちる
→ 基礎代謝量が減る
→ 体重が増える
→ 疲れる
→ 楽できるものを探す
→(ふりだしへもどる)
という、恐ろしいネガティブスパイラルにはまる・・・。
便利な道具は楽できるが故に、体がなまる。便利な道具は危険です。
もう、怖すぎ。そりゃ体重増えるわけです。コロナのせいにばっかりしてた私の考えが甘かった。コロナさん、濡れ衣着せてごめんなさい。
若い時とちがって、健康管理や体のケアをしないと健康を維持できなくなってきたアラフィフ。ケアするどころか、怠けて運動を減らすことばっかりしていたんですね・・・。
・・・そう気づいて、発想が変わりました。今までは、「いかに楽するか」と「楽する工夫」をしていました。これからは、「いかに楽しない生活をするか」を考えます。
反省。
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