手術日決定&呼吸器科受診&思うこと
どうも。KAYOです。
生検の結果が出た数日後…
再度形成外科を受診して
腫瘍を駆逐するための手術日を決めてきました。
Xデーは…
6月の最終週!!
…とだけ言っておきますね。今は。
全身麻酔での手術なので前日に入院します。
その前には術前検査と手術の説明で通院します。
手術にあたって心配なこと…
それは…全身麻酔をするにあたっての体調との兼ね合いです。
私は持病として気管支喘息を持っています。
特に今回手術が行われる時期が梅雨時にバッティングしてしまいました。
梅雨は私にとって発作が出やすい苦手な時期です。
どれくらい苦手かって…
過去2回喘息で入院したのはどちらも梅雨時…っていうくらい…
今回全身麻酔での手術になるので
手術前に喘息発作が出てしまえば必然的に手術は延期になります。
それに元々喘息患者は全身麻酔をするにあたって
憂慮すべき患者に当たります。
厚生労働省が定めている診療報酬点数表にも
「治療をしているにも関わらず中程度の発作を起こす喘息患者」は
「麻酔が困難な患者」とみなすと記載があります。
果たして…私は「麻酔が困難な患者」に該当するのか…??
実はこのこと…数年前に医療事務の勉強をしていた時から気になっていました(笑)
それを確かめるためこの数日後に
いつもお世話になっている呼吸器科に行くことにしました。
元々薬がなくなりそうで行く予定にはしていたので
ちょうどタイミング的にもバッチリでした。
そのことを形成外科の主治医の先生(以下A先生)に伝えたところ
「あ、じゃあ僕からも手紙書きましょうか。
全身麻酔で治療受けても大丈夫かどうかを聞いてきて
お返事をもらってきてください」
とさらりと言ってくださいました。
…待って…それ…
私が言おうとしたことの上いってるー!!(意味不)
そもそも私は呼吸器科の主治医の先生(以下T先生)に
「形成外科の先生に私の治療の状況伝えるお手紙書いてください」
っていうのを言おうとしてたんですよね。
A先生には単に「行ってきます」って報告だけ…のつもりでした。
そしたら…A先生からまさかのご提案…
私からしたら「そこまでやってくれるの!?」ってカンジでした。
いやぁ…本当にありがたいです…
このようにA先生はこちらが想定していること以上の
配慮というか…提案とか治療をしてくださるので
ワタクシ…A先生には全幅の信頼を置いております。
というわけでA先生からのお手紙を持っていつもの呼吸器科へ。
呼吸器科に行くのは結構間が空いてしまっていて…
まるっと2ヶ月くらいは空いてしまってました。
そのせいなのか…受付を済ませた後に言われたことが…
「院長(=T先生)今週いっぱい学会でいないんですよ」
ええええええええええ!!
外来の医師は他にも数人いるんですが
ずっと経過を診てもらってるのがT先生なので
ちゃんとT先生の見解が聞きたかった…ということがあり
出直さなければならなくなりました。
ただその日はいつも飲んでいるアレルギーの薬が切れそうだったので
それだけは処方してもらって帰りました。
翌週も運良く休み。
改めて呼吸器科へ。
今回はT先生もいらっしゃいました。
この日は3ヶ月に一回行っている肺機能の検査の日でもあったので
診察前に肺活量を測定しました。
年が明けてから風邪をひいたり発作を起こしたりで検査ができず
前回から約半年間があいてしまってました…
数値としては半年前より下がってしまってたけど
年齢に対しての基準値を軽々クリアしていました。
おそらく水泳を長くやっていたせいだとは思いますが
肺年齢に換算すると18歳未満に相当するそうで(笑)
調子がいい日だと男性の平均値超えた時もあったらしいです(笑)
T先生は受け持ちの患者さんも多く人気なので
外来もいつも結構な時間待ちます。
この日も長い長い待ち時間を経てようやく診察でした。
T先生「手術…あら全身麻酔…
あー大丈夫大丈夫!!だって肺活量普通の人の1.2倍もあるもん!!
問題ない問題ない!!」
その口振りに思わず笑ってしまいました(笑)
直近で発作を起こしていないこと、
基本的に普段の吸入で発作が起きないようにコントロールできていることから
大丈夫と太鼓判を押されました。
ハッキリとは聞けなかったのですが
おそらく「麻酔が困難な患者」には該当しないのだと思います。
T先生「あーそれと発作出た時にはこの薬っていうのも書いとこうねー」
…待って…それ…
私が言おうとしたことー!!(意味不)
私は持病持ち、アレルギー持ちなだけでなく
使うと副作用がガッツリ出る薬があるという
非常にめんどくさい医者泣かせの体質の持ち主です(泣)
喘息に関しても気管支拡張剤であるテオフィリンは
使うと頻脈になって激しい動悸に襲われたりします。
また体内に滞留する期間が長い種類のステロイド剤も
副作用のムーンフェイスで嫌な思いをしたことがあり
体内での分解が早い種類のものを使ってもらっています。
そのことをA先生へのお返事に盛り込んでもらおうと思っていたら
T先生はちゃんとわかってくれていました。
その後聴診で呼吸音も確認してもらい
「カンペキやね!!」と言っていただき
全身麻酔に対する不安もなくなっていきました。
旦那もT先生に聞きたいことがあったらしいんですが
「聞くまでもなかった。先生から全部言ってもらった」と言うくらい
的確なアドバイスをいただきました。
T先生は呼吸器科の界隈ではその名が知れているすごい先生らしいんですが
患者の前では全く偉ぶった様子がありません。
そしてこのように物腰柔らかくて常にこちらの意向を汲んで治療を進めてくださり
喘息と付き合っていくにあたってネガティブな感情になりがちの私に
スッと心がラクになることを言ってくださいます。
そのためワタクシ…T先生には全幅の信頼を置いております。
「おい。その『全幅の信頼』ってフレーズ今回多用してないか??」
と思ってる方もいるでしょう…
はい。そうなんです。
今は縁あって本当に信頼できる先生方に治療にあたっていただいています。
信頼できる医師に診ていただけるって本当に大事なことだと思います。
今時の言葉を使うと…「医者ガチャ」とでも言いましょうか…
数年前までの私は悉く医者ガチャを外してきました。
そうは言っても原因は自分にもあったとは思います。
「この治療で本当にいいの?」と疑問に思っていることも
「先生に嫌われたらどうしよう」という理由で聞けず。
ただただ言われるがままの鵜呑みの治療を続けて
こと喘息に関しては日常生活に支障をきたすレベルで悪化させてしまいました。
特に私が持つ複数の持病においては
ほぼ一生付き合っていかないといけないものなので
医師との信頼関係って本当に大事なんです。
私はそれを蔑ろにしていました。
何やかんやでいろんな医師に出会ってきましたが
私的「信頼できる医師」を見極めるポイントは
「患者主体の治療をしてくれるかどうか」だと思います。
自分のやり方に少しでも意義を唱えるようなことがあれば
軽くあしらったり時にはイライラしたりするような人は
正直人間としてどうなん??って思いますね…
生検を受けた際の記事で
と書きましたが…
『最善のもの』ってカロナールとアモキシシリンだったんですけど
カロナール→喘息あるのでロキソニンの代わり
アモキシシリン→過去一部の抗生剤で副作用強く出たので別の系統のもの
という意図があります。
A先生とその他ロキソニンを出してきた医師の違いは
圧倒的にカルテの読み込み具合と薬に対する知識の差でしょう。
何でもかんでも「鎮痛剤??あーロキソニンでいいや」で処方箋書くような医師は
本当に危険極まりないです。
それだけ患者の情報を把握しているかどうかって大切です。
これも「患者主体かどうか」ってことですよね。
疑問に思ったことは素直に質問する!!
自分の意向をしっかりと伝える!!
それに対して態度変えるようならさっさと病院変える!!
私も今はそれを徹底しています。
とはいえ一定の運の要素はやっぱりあります。
大きな病院で複数の医師がいる場合はその要素が強いでしょう。
なのでA先生に診ていただけていることは本当に縁というか
ありがたいことだなぁと思っています。
呼吸器科でもT先生は学会等で留守にすることがちょくちょくあり
代わりの医師に診てもらうことがあるんですが
「あ、この人無理だ」と思ったら看護師さんに
「次からこの先生にカルテ回さないで」って言ってます(マジ)
「私はこの先生に診てもらいたいからここに来てる!!」を
全面にアピールしてますです。はい。
「お前ワガママだな」と思う方もいるかもしれませんが
私は自分の命を守るためなら多少ワガママになってもいいと思います。
だって自分を守れるのは自分しかいないです。
自分が守ってあげないでどうするの??です。
さて…
後半はグダグダと偉そうに自論を述べて参りましたが…
言うときます…
これぜーんぶ…
旦那に言われて導き出した答えです!!(爆)
ここに書いたことの大半は旦那からの説教です。
このことに気付かせてくれたのは他でもない旦那です。
もう…旦那には地面に頭擦り付けても足りないくらいの感謝ですよ…ホントに…
次に形成外科を受診するのは約1ヶ月後。術前検査の日です。
それまではとにかく喘息発作起こしたり感染症にかからないように
最大限の注意を払って過ごしたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。