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ドレーン卒業&傷とのご対面&A先生への質問(入院4日目)

どうも。KAYOです。

前回の記事↓↓

この日も起床後すぐくらいの時間に
看護師さんがドレーンバッグに溜まっている液体を回収しにきました。
看護師さん「昨日よりは色が薄くなってますかねぇ…」
コップに移した液体は前日よりも量が少なく
色もほんのり薄くなっていました。

そしてこの日私は新たな症状に気付きました。
傷がある周辺の皮膚になんとなくしびれている様な感覚を覚えました。
触るとなんとなく気持ち悪く…
ちょうど表面麻酔を打った時のようなピリピリ感がありました。
その感覚がある部分をつねってみましたが…やはり痛覚が麻痺しているようで
つねったことによる痛いという感覚はありませんでした。
(これも今日聞いとかなきゃだな…)

朝ご飯が終わった後割と早い時間でA先生が回診に来ました。
この日は土曜日だったのですがA先生は午前中のみ出勤していたみたいです。

A先生「ドレーン抜きましょうか」
訪室するなりA先生はそう言いました。
私「え!?いいんですか!?」
A先生「(排出される液体の)量も少ないし減ってるし色も薄まってるので抜いて大丈夫です」

当初の説明では「余分な液体の排出に時間がかかるかもしれない」と言われていましたが
私が思っていたより早く抜くことになりました。

ガーゼを外してドレーンを抜く準備をしているA先生に
私「あの…傷どうなってるか見てもいいですか??」と尋ねました。
A先生「あ、見たい??」
私「すいませんそこ(食事する台の上)に鏡が…」

(このとき私は処置のためにベッドに横になっていた)
A先生「あーこれね…はい(鏡取ってくれた)」

術後初めて傷口とのご対面でした。
私「あー…思ってたより短いんですね…こんなカンジなんですね…」(何が
術後すぐに聞いた話と傷口にガッツリ当てられたガーゼの大きさから
7〜8センチは切ったんじゃないかと思っていました。
しかし実際の傷は5〜6センチで思っていたよりは短かったです。
そして傷口から少し離れたところからドレーンが突き出ていました。
傷口は今回も髪の毛より細い糸で丁寧に縫われていました。

A先生「じゃあ抜きましょうか」
私「これって…痛いです??」
A先生「いやいや…ちょっと気持ち悪いくらい…」
私「(…それって痛いの!?)」

誰でも痛いことって苦手だと思いますが…
これまで記事を読んできた方ならお分かりの通り…
極度のビビリなワタクシ…痛いことには極端に敏感です…

A先生「じゃあ抜きまーす…ちょっと気持ち悪いけどがんばってー」
私「(うう…)」
A先生「…よし。抜けましたよー」
私「(…え…早くね!?)」

確かに抜く時の違和感はありましたが…
手術後意識が朦朧としている時に導尿のカテーテルを抜かれた違和感とは
全然比にならないほどの軽い違和感でした。

ドレーンを抜き終わって消毒してガーゼをつけてもらいながら
前日から聞こうと思っていたことを質問しました。

Q.腫瘍が全部取りきれなかったけど…今後の経過観察ってどうなる??

A.傷痕に関しては半年くらいを目処に極力目立たないようにする治療をしていく。
 その中でエコーやCTで様子を見ることもできるが
 それをいつまで続けるかは経過次第。
 今後残した腫瘍がどのような経過を辿るか全くわからない。
 どこまでフォローしていくか、できるかも今は言えない。

Q.今傷ももちろん痛いけど…背中の方まで凝り固まったような痛みがある…これは??

A.腫瘍が深い位置にあったので筋肉を避けたり引っ張ったりしているので
 その痛みが出ている。

Q.今朝になって皮膚の感覚がおかしいところもある…これは??

A.術前の説明にあった「術後の合併症」の欄の痺れに当たる。
 皮膚や筋肉を避けたり引っ張ったりした時に
 末梢神経が傷ついてしまったと考えられる。
 腕や手や指が動かないなどがあれば結構問題だが
 細い神経なら時間が経てば回復する。
 時間はかかるかもしれないが経過を見ていく。

Q.今ドレーン抜けたけど…シャワー浴びていい??

A.傷から下のみOK。
 まだドレーンを入れていた穴が塞がっていないのでそこから水が入ると
 感染症どころの話ではなくなるので傷は絶対濡らさないように。

A先生…処置をしながらでも全部丁寧に答えてくれました。
本当に主治医がA先生でよかったです。

ドレーンを通していた穴がまだ塞がっていないため
この日も厚めのガーゼ+粘着優しめのテープで圧迫して処置は終わりました。

A先生「じゃあドレーン抜けたから…予定通り月曜退院で大丈夫ですよ。どうします??」

術前検査の際…
旦那の仕事の関係で退院時に迎えに来れないということが発生しないように
ある程度の予測を立てて「この日にドレーンが抜けていれば退院する」と
あらかじめ決めておきました。
予定通りに事が進んだは進んだんですが
全く予想外に旦那が救急搬送→入院してしまったので
どうしよう??という懸念はありました。

一旦返事を保留して実家の母に連絡を取り
母に迎えにきてもらえることになったので
週明けの月曜日に退院できることになりました。

こうなればあとは痛みが少しでも引いてくれることを願いながら
病室のベッドでゴロゴロしたり
お友達とひたすらLINEをしたりして過ごしました。

術後初めてのシャワーも時間が取れたので入れました。
でもこの時はまだ傷の痛みで髪が洗えなかったので
(頭に手をやってわしゃわしゃする事ができない)
傷より下の部分だけ洗って終わりました。
髪がだいぶベタベタしてきていたので洗髪介助をお願いしましたが
この日は「人が足りない」と言われたのに対して
私も遠慮して「じゃあ大丈夫です」って言ってしまい
その日は髪を洗うことができませんでした。

この日もメンタルがだいぶ乱れてしまったため穏やかには過ごせませんでしたが
夜はまあ寝れた…かな??ってカンジでした。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。

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