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転院先へ行ってきた…けど…

どうも。KAYOです。

前回の記事↓↓

ソノヒステログラフィーを受けた病院(以降A病院)から
紹介状を持って新しい病院(以降B病院)へ行ってきました。

ソノヒステログラフィーの後
実はずっと不正出血が続いていて出血がなかった日は1日もなく
そのまま次の生理が来てしまいました。
この日からだ、というのははっきり分かりません。
出血量としては生理の5日目とか6日目とか
終わりかけの時期のような少量の出血が続きました。

B病院はA病院よりも距離が遠く
朝早くから旦那に連れて行ってもらいました。
A病院よりも規模が大きく待っている患者さんも多かったので
早め早めで行動し最小限の待ち時間で済みました。

済みましたが…

冒頭から言います…

担当医が最悪でした。

「大きい病院だから安心」
「安心して任せられる素晴らしい医師がいる」

神話的なものを私もずっと持っていましたが…
見事に崩されました。

まず診察室に入った時に向こうが名乗らなくて。
男性の先生だったんですけど。

「あんた誰??」的な状態で診察が始まりました。
家に帰ってから調べて婦人科のトップの先生だったことを知りました。

その後今までの状況とかいろいろ聞かれて
内診と検査に入ったんですけど

検査の説明が曖昧すぎました。
検査前には「子宮の中の組織を取って検査に出す」とざっくりの説明しかなく
私は「ん??それってA病院でもしなかったっけ??」と思ったんです。
私もここで「それA病院でもしましたけど…」と言えばよかったな…と。
今振り返ってみるとですけどね…
ここの内容はまた後述します。

そして内診。
ここからの内容…かなりデリケートなので書こうか迷いましたが…
ありのまま書きます。

内診の時は下着を取って下半身は何もつけていない状態で内診台に上がりますが
診察に入る時、これまでの先生は「触りますね」と一言あってから
陰部に触れていました。

この先生は声かけも何もなく何の前触れも無しに触られたので
私の身体がビクッと動いてしまいました。

お腹のところに仕切りのカーテンがあるので
何をされているのか全くわからない
ので
脳内若干パニックになりました。

この件についてはその日の夜に
女性としての意見が聞きたくて母に電話したら
「男の先生でしょ??それはちょっと…ねぇ??」と言ってました。
母に電話した理由は
「診察で触られているのにいきなり触られたことに
パニックになってしまった自分はおかしいのかな??」
そんなふうにさえ思ってしまっていた
からです。

内診と検査は5分程度で終わり
検査の検体を取り終わった後でやはり生理痛のような痛みが出てしまい
痛みが落ち着いてから改めて診察室に呼ばれました。

〈内診後に話された内容〉

子宮筋腫がある。大きさ2.6センチ。
(大きさに関してはこの日初めてはっきり言われた)
・子宮内部に関しては月経中なのでエコーでの評価は難しい。
今日出した検体の結果を待ってから改めてどうしていくか考えよう。
・仮に今回の検査で悪性(=子宮体がん)だとしても条件はあるが今は温存する方法もある。
良性か悪性かで治療方針は大きく変わってくる。
まずは検査の結果が出るのを待つ。

結局A病院で「子宮内膜全面掻爬を…」みたいな話で転院してきたのに
その話が出ることはなくこの日は大きな進展なく診察は終わりました。

ここで旦那が
「A病院での検査の後ですごく痛がっていたので痛み止め出してもらえませんかね??」と言いました。
ソノヒステログラフィーの後で食欲が落ちるくらい痛かったし
この時も話聞きながらでもお腹痛かったのですが
「家に帰ってから余ってるカロナール飲めばいいか」くらいに思っていました。

不思議そうにしている先生に
「ソノヒステログラフィーの後も結構痛みが出た。
個人差はあると思うけど私はすごく痛かった」
と言いました。

「あーじゃあ…

ロキソニン出しときましょうねー」

今何つった??

私…喘息あるんですけど??
紹介状の既往歴にも書いてあるの目の前のモニターに出てますし
問診票にも既往歴の気管支喘息のところチェック入れましたけど??

これは完全にアウトでした。
どれだけカルテに目通してないかが決定的にわかる言動でした。

昨年の肩の腫瘍の件で散々触れましたが
「喘息患者にロキソニンは禁忌」
なのに出されそうになりました。

私「あ、私喘息あるんで…ロキソニンは飲めないです…」
Dr.「あー喘息あるんですね…」

「今知りました」みたいな口振りで言われたので
「カルテ読んでないんだな」というのがありありと分かりました。

処方箋書いてもらって診察は終了。
お会計をしたんですが…額を見てびっくりでした。
「え!?何に点数(診療報酬の点数)取られてるの!?」
と明細表を見ましたが
直後には分かりませんでした。

家に帰ってからA病院で検査した時の明細書
B病院での明細書を見比べながらどういうことかを検証してみました。

ここで大事になるのは「領収書」ではなく「明細書」です。
日本の医療では何の医療行為にどれくらいのお金が掛かっているかを
1点=10円の点数で換算する「診療報酬制度」が採用されていますが
明細書には行われた医療行為や使用した薬剤、それに応じた点数が記載されています。

初診料や施設基準に準ずる内容で取られた点数に関しては
病院が違うので仕方ない部分ではあるので納得できましたが
検査の項目が大きく異なっており点数も大きく違っていました。

A病院で行ったのは子宮内膜の「細胞診」
今回B病院で行ったのは子宮内膜の「組織診」でした。

「細胞診」と「組織診」
パッと見ただけでは「何が違うの??」ですよね。
私もこの二つの違いを理解するのはだいぶ時間がかかり
今からその説明をするのもちゃんと説明ができるか怪しいです。
なのでリンク貼ります↓↓

一番わかりやすく書いてあるのがこれだったんですけど…
これでも理解できる人とできない人がいるんじゃないかと私は思います。

言葉としてはすごく似てるけど
検査の目的も採取する検体も実は全く違うんですね。

そして組織診に関しては別のサイトでは「(生検)」と記載しているものもありました。
細胞診はある程度の篩にかける検査で
組織診は篩にかけられた人たちに行う確定診断の検査
…こう言うとわかるかな…(自信ない)

検査内容も違うとそれに付随して発生する
検体の採取の点数、病理に回す際の点数も異なってきます。

細胞診→内膜組織採取(370)+婦人科細胞診(150)+診断料(施設基準によって異なる)
組織診→内膜組織採取(370)+病理標本作成(860)+診断料(施設基準によって異なる)

※()内は医療行為に伴う規定の点数です。

この違い…言われないと本当に分かりません。

私が子宮体がんである可能性は未だに0ではなく
それを完全に0にするために行われたのでした。

これ…もう少しわかりやすく、詳しく説明してほしかったですね…

その日の夜、改めて旦那と
「今日の診察についてどう思ったか??」
「手術するとして本当にこの先生に手術してもらいたいか??」

これらについて話し合いました。

旦那もロキソニンを処方されそうになった時点で信頼感が一気になくなったそうで
「俺なら絶対に切らせない」と言っていました。

実は私…聞きたいこと、言いたいことを紙にまとめていたんですが
半分も話せずに終わってしまいました。
聞けるような、言えるような雰囲気ではなかったこともありますが
一番の原因はA病院から「基礎疾患があることで」と転院させられたこともあり
「嫌われたくない、これ以上めんどくさい患者だと思われたくない」という理由が一番大きかったです。

これに関しては旦那の雷が落ちました。
私はこれまでも「めんどくさい患者扱いされたくない」の気持ちが先行して
納得できないまま治療を受けたが故に悪化させてしまった
ことが
…恥ずかしながら一度や二度ではありません…
なのにまだその気持ちが先行してしまっている…
旦那の立場からしたらそりゃ怒りますよね…

旦那と話し合い、自分の気持ちと向き合い、
「主治医を変えてもらうことができないか病院に交渉する」ことにしました。

翌日もう一度B病院に行き病院の患者相談窓口に相談しました。
前日の診察で起こったことを話し自分の気持ちを伝えました。
そして主治医を変えてもらえないか交渉してほしいと伝えました。

「意に添えないかもしれない」と言われてしまいましたが
交渉はしてくれるそうです。
その結果は連絡を待つことになっています。

相談室での話の中で言われたことがあります。
ロキソニンを処方されそうになった時の話をした時に
「それに関してはご自身で守ってもらわないと…」と言われました。

ちなみに話を聞いてくれたのは看護師さんでした。

これに関しては旦那がブチ切れましたし私も唖然としました。
「自分で自分の安全を守れない人もいる。
高齢者や子ども、障害があるなどで、自分の病状を上手に伝えられない人もいる。
そんな人たちにも同じことを求めるんですか!?」

言いたいことは全部旦那が言ってくれましたが
医療従事者から「自分の身は自分で守って」的なことを言われるとはね…
本来配慮すべきところを自己責任みたいな感じで言うんだなぁと…

今回B病院で起こったことに関して
ここに書くことをためらった部分はありました。
内診のデリケートな部分もそうですが
特に「主治医を変えてほしい」という行動に出たことを書くことで
炎上してしまわないかと…今も恐々としています。

昨年肩の腫瘍の手術の際の主治医の先生が本当に素晴らしかったので
どうしてもそこと比べてしまう点はあります。
今回の子宮の件に関しても「本当に信頼できる先生に治療してもらいたい」という気持ちが強いです。
でも正直「求めすぎてるのかな…」と自分でも思わずにはいられないんです。
一体何が正解なんだろう…
この数日間で模索中です…

一応2週間後に組織診の結果を聞きにB病院には行きますが
それまでに主治医がどうなるかの話もあるし
また転院することも視野に入れつつ動いていこうと思います。

今回もすごく長くなってしまいましたね…
感想などコメント欄に書いていただけると幸いです。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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