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51歳 釜山で夢の韓国料理留学!③
なぜ語学留学でないのか?のはなし
外国での留学というとまず語学留学だと思います。
実際私も頭をかすめたことはありましたが、結局その選択はしませんでした。
韓国語を勉強し始めて5ヶ月くらいの時に、地元の広島で知り合った韓国人の友達(今でも仲良くしてる!)に勧められて韓国人と日本人合同のスピーチ大会に出たことがあります。
200名はいた会場の中で死ぬほど緊張しながら拙すぎる韓国語で話した内容は、
「私は将来、日本と韓国を行ったり来たりして両国をつなげる活動をしたい」
でした。そんな早い段階でそんな高い望み掲げるんかい〜と思われるでしょうが
当時からのその目標が勉強のモチベーションとなっていました。
そんなこんなで一年くらい韓国語教室に通ったりもしましたが、それ以降は独学で
勉強を続け、韓国にも行き続けていました。
40や50歳という節目の年齢が近くなると、将来どうしようかと誰もが一度は不安になってくると思います。
私は割と若い頃から遠い未来の自分のためにどうすれば良いかとやたら考えているタイプでした。結婚というものに縁がなく、私は独りで生きていくんだろうなと思っていたので、守るべき家族や子供がいないのであれば、自分自身を応援していこうと決めました。老後資金貯めなきゃ!というより食いっぱぐれない自分にしとかなきゃ、という感じ。。
さて、コロナ中に9年勤めた前々職(全国区の食品メーカ)を退職した私は
短期間でしたがキムチ教室などしたりしていました。
お陰様で自制ムードが厳しい中、多くの方が来てくださいましたが
やっていくうちに湧き上がった見えない不安がいつも消えず、教室運営をやり切る自信がなくなってしまい辞めました。(未熟でしたね)
また、その頃こんなことも考えていました。
「日本人が作った韓国風のレシピでなく、韓国の人が韓国人に向けて作成した料理を現地で生活しながら習いたい」
私は調理師の資格があり料理の経験も長い。
正直、レシピを見たらだいたいの物は作れる。
日本人が日本人向けに作った韓国料理でなく、韓国で現地の料理を習いたい。
それは年齢を重ねてもいつか何かの役に立つはず。
私の経験になる。
そんな思いでした。
コロナ前後頃は、3泊4日くらいの旅行でも入国から出国まで韓国語で通せるようにはなっていたので、もう今さら語学堂に行かなくてもいいかな…韓国で生活して授業受けることで十分会話力も上がるよね、と語学留学でなく料理留学に全振りすることにしました。