コミュニケーション能力皆無の現在

読んだ本の感想をNoteに書いてみませんか?というNoteからのレコメンデーションを華麗に無視して今日も日記を書くことにする。もうあと30分で子供たちが帰ってきてしまうな。

こっちで夫が選んだ、新しい賃貸の家の契約を締結するのについてった時に、その家のオーナー夫妻と会ったのだが、ご婦人の方が私の親よりは少し上?位の方で、基本オラー!位しか分からない私が、オラー言うたら彼女めちゃめちゃ話しかけてくるんだけど何を言ってるのかさっぱり分からない。そして抱擁。抱擁の後に、わたしのほっぺに熱いキッス。もうね、こころばかりですが、、、とかのバードキッスじゃなく、さあさあおいで!!って勢いのスマック。×2。それから家の設備と全ての部屋を見せてくれている間、私の心は、ご婦人の温かい歓迎の心、スペインの照り付ける日差し、そして頬に残るつばを感じてましたよ。
ご婦人は何を質問しても、真摯に答えてくれるんだけどいかんせん英語しか話せない私VS英語分からないご婦人。グーグル翻訳もおばあの言うスペイン語を理解しないし、ポルケー聞いても肝心のおばあの説明が分からない私。分からないごめんね、ちょっと、もっとスペイン語勉強します、とかろうじて知ってるスペイン語で言ったら、またダラララ~~!!って話されて、満面の笑顔できつく熱いハグをしてくれて、めっちゃ珍しがられているか面白がられているかだなと思った。私も、ここを借りるからには、悪い印象は残したくない。

しかしスペイン語が分からないと絶対楽しめないなここは、と思う。だから、ちゃんと勉強もしよう。。

そして昨日。子供をバス停まで送って、やー今日は廊下掃くかな、とか思いつつ歩いていたら、前方に素敵なサマードレスのおばさま。(多分自宅に業者が入ってて外で電話してた)私が、覚えたての「Buenos Diaz!」を言ったら、また、ブエノディア!!!ダララララ!!とめちゃめちゃ笑顔で言われる。
アー、ンーー、そーりースペイン語話せない!と私が言うと、英語で「ここに住んでいるの?私の家はここよ、貴女の名前は?良い名前ね、私の名前は〇〇っていうの!会えてうれしいわ、いい一日をね!!」という会話をしてくれた。見た感じ、大家さんのお母さんと同じくらいの年齢。だけど英語が話せる人もいるんだね。そんでこのお母さんにもがっちりめにキッスをもらうという。


この二人を思い、感じた事がある。少なくともこの地域の人達には、あの2020年のコロナ時、お互いスペースを設けて過ごしましょう、とかは無理だったと思う。オー会えて嬉しいわ!で抱き合い頬にくちづけし合う、これを毎回やるのがDNAに染みついてる人間達には無理でしょ、3m間隔を開けて話しましょう、とか。だって道端で出会って15秒とかの他人にも、ほっぺにチューすんだよ。
ここまで、ご婦人方が生き延びてて私は嬉しい。嬉しいと共に、コロナ落ち着いてよかったね。としみじみした。日常を謳歌できるという事は素晴らしい。

私も今スペインに来て、よかったなぁ。

やばい迎えに行かなきゃ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?