音楽で実際にお仕事をもらえた時の話2

こんにちは音楽プロデューサーのKayです。
あ、そういえばなぜKay表記なのかと言うと、ロンドンに住んでいた時Kei表記していたら毎回「キー!」、「キー!」と呼ばれてたんですね。お前はショッカーかと。ロンドナーをショッカーにさせないためにもKay表記にし、ケイ!と読んでもらうことにしたんですね。

さて今回は前回の1に引き続き、音楽で実際にお仕事を頂けた時の話2です。
・演奏のサポートのお仕事を頂けた時の話
東京の音楽レーベルさん、プロダクションさんから演奏のご依頼を受けた時の話です。主に女性の歌ものの演奏を弾かせて頂いていました。なぜ僕なのか?ということは当時も責任者様に訊きました。すると理由は「歌を邪魔しないギターだから」とのことでした。

ちなみに僕が弾いた演奏がこんな感じです↓

僕はギタリストですが歌が大好きなので日頃から無意識に歌を立たせる弾き方をしてたようです。多くの凄腕ギタリストはギターマニアでとても太い音できらびやかですごく良い音色でギターを奏でます。そのことから歌を邪魔してしまう方も多いようです。つまり自分は「ギタリスト」ではなく「歌ものギタリスト」だったようですね。
演奏家もブランディングというのは大事だと思います。自分は何を専門とする人なのか、をより具体的にしておくのも良いのだと思いました。

前回に引き続き、自分は何をしてる人なのかを明確にすること、例えば「ギターを弾いてます」ではなく「メタルと速弾きをこよなく愛するギタリストです」と説明するとか。「ガットギターと歌で浮遊感を専門に演奏してます」など。
ビジネスの世界でもよく言いますよね、ジェネラリストになるな(一般的な人になるな)、エキスパートになれ(専門家になれ)、と。
幅広くできる人よりもエキスパートであることで信頼を得れるんですね。

だからと言って選り好みせず、もし依頼されたら快く引き受け様々な活動で人と出会うこと。行動することですね。行動に運は付いて来ますから。
自分は運がない、ではなく運を掴むために行動する、が良いと思います。

そしてここで失敗談をお話しますね。しくじり先生コーナーですね。
苦笑
たくさんの失敗を経験していますが、まずはいつでも良い音で演奏できるようにしておく。というのがあります。
とあるエレキギター演奏の日に、ギターアンプはレンタルできると聞いて現地のものを使ってしまおうとしたことがあったんです、しかし当日機材トラブルで使えず、エレキギターはミキサーに突っ込んでくれという感じでした。
で、当然、音は酷いなんてもんじゃないくらいひどくて、しかもミキサーに入れてるわけですから他の音と混ざってでてくるので自分の演奏している音が聞こえなかったんですね。結果はさんざんたるもので。反省してこの次の週に小さいアンプを買いました。いつでも最低限の自分の音を出せるようにするためですね。

アコースティックの演奏の時も自分のリバーブを持っておこうと決めました。ギターはピアノのようにサスティーンペダルがあるわけではないので実はマイリバーブって大事だなと思っています。

これも一つの信頼、というやつですね。ちなみに僕はエレキギターのアンプの音を拾う用にマイクの「Audix i5」を持っています。レコスタとかライブハウスでは通常「shure SM57」を使いますよね?でも比べたら圧倒的にi5の方が好みだったので購入し、事あるごとに持参していこうと決めてます。
値段も1万円くらいでしたし。1万円の投資でギタリストとしての信頼を少しあげれるなら安いもんです。

長くなってしまったのでまとめると

細部にまでこだわる専門家としての信頼と、毎回自分の音を出せるようにする信頼と、たくさんの人に出会う事ですね。それと今だったらポートフォリオとしてYouubeを使って数曲アップしておくのも良いですね。サンプルがあると安心しますからね。

次回は作曲のお仕事編にいこうかと思います。
それではまた明日!


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