音楽で実際にお仕事をもらえた時の話1
こんにちは音楽プロデューサーのKayです。
今回は様々な駆け出し音楽家さんたちが知りたい音楽のお仕事どうやってもらうの?という件を実体験を元に少しお話できればと思います。
僕はとても有り難いことに様々な音楽関係のお仕事を頂けてるわけですが、最初はなぜもらえてたのかピンと来ていませんでした。ですが今思えばちゃんと因果関係があったわけですね。
・ギターの講師に成れたこと。
ギターの講師をしてました。僕は大手の音楽プロダクションにいてたくさんの凄まじいほどのハイレベルなミュージシャンに囲まれた事があるのでわかるのですが、学生時代は自分が一番上手いしセンスもあるじゃないか!と思ってた考えがぶち壊されます。。その辺のライブハウスとは違い、全員が全員ともS級クラスの楽器の上手い人たちでした。10代の若い人ですらそうでした。もっと言えばマネージャーさんですらそうでした。
その中で比べれば僕は当時本当に大した腕ではないと思います。なのに実際に音楽のお仕事を頂けていた。
これは今考察すると僕が愚直なまでに毎日ギターばかり弾いていたというのが一つあると思います。おそらく当時(学生時代)、1日5時間〜とか弾いていたと思います。もちろんぶっ通しではなくコーヒー飲んだり食べたりしながらですが、TVを見たり、ゲームをしたりという大きく時間を使うようなことはせずそのほとんどはギターを弾くことに使っていました。
故に、どこか演奏をフィジカル面で捉えたり、脳医学?的に捉えて説明することができていました。例えばどういうことかと言うと、
人間の五感はどのように日々使われているか?調べました。結果は視力に80%、その他に20%使っているということです。つまり聴力に数パーセントしか集中できてない!ということに気づいたんですね。なぜ気づいたかと言うと、夜電気もつけずに真っ暗闇の中、だいたい23時〜2時amくらいまで練習してたんですね、(エレキギターは生音が小さいので夜でも運指の練習が可能)するとどうでしょう、今まで気づかなかった細かなニュアンスや音が聞き取れることに気づいたんです。視力を完全にシャットアウトして0%にすることで聴力や手の触覚の集中力を無理やり増加させたんですね。
当時高校生の僕にとってこれは大発見でした。
耳がとてもよくなりました。(その代わり日頃から耳に集中しがちになり、視力が低%なのでポヤ〜ンとした顔になってます、笑)
他にも、ローポジションからハイポジションに運指が動く時、一瞬わずかに視線が手より先にハイポジションの方にいくことで間違えずに弾けるということにも気づきました。あげればキリがないですがこんな感じです。
こう言った感じで、とことんギターを弾いててフィジカル的な説明もできる変なヤツだ、と周りに認知されていました。そのことからある日、「子供の歌の合唱会で伴奏を弾くギタリストが出れなくなってしまった」という話を持ちかけられました。
良いよ、弾くよと一つ返事し僕は演奏を受けました。
そしてその日、その演奏会に来ていた音楽学校を経営している方とお話することができ、繋がりを持たせてもらえました。
そしてその音楽学校のギター講師が辞めるので代わりを探しているというお話をいただきました。
とくに就職先も決まってなかった僕はその話を受けることにしました。
こういう流れですね。
これは、たまたま知り合えたからじゃないか!という見方ももちろんできますが、僕はそうではないと捉えています。
毎日バカみたいにストイックにギターを弾いてたことで周りにコイツはギターバカだ、と認知されてたことで演奏のお話をもらえたわけですし。
その仕事を、俺はそんな子供のお遊戯みたいな演奏はしたくない!と割り切っていたら音楽学校経営者さんとは繋がることはできなかったでしょう。
そしてもちろんその仕事に真面目に取り組んだ事が信頼へと繋がったのだと思います。
ビジネスとして説明していきますね
このことから、まずは自分は何をしてる人なのか、そしてそれは他と何が違うのか、ということを徹底的に周知させることが大事だと思います。
あとはどんな些細な依頼でもバカにせず、真面目に 取り組むことで新たな繋がりを生むということを意識すべきだと思います。
インバウンドマーケティングに当たる流れだったと今思えば分析できます。
インバウンドマーケティングとは自分から仕事ください!!と言うのではなく、こんなことをしてますよ、こんな事ができますよ。と日々周知していくことで、向こうから、これできますか?とお話をいただけるようにするマーケティング方法ですね。
続きはまた明日!
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