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マスタリング時のOzoneを卒業したい

2023年末のブラックフライデーにて
全DTMer、iZotope化計画!!
とかいう物騒な広告をちょいちょい見かけました。
僕はOzone7から使ってました。Nectorというボーカル用のチャンネルストリップも重宝してました。ピッチ修正ソフトも付属だったし。
なんか良い感じに仕上がる良いマルチプラグインです。
しかし通すだけで音が変わっているのを皆さんご存知でしょうか?

いくら良くても通すだけで音が変わってしまうのはミックスが上手くなってくると逆効果を生む。だってせっかく良い感じに仕上げたのにOzoneかけたら変わってしまうのだもの。それに今の11よりも7の方が音が良かったような気がする。

Ozoneに代わるマスタリング方法がないものか

全DTMerがiZotope化されていくタイミングで僕は卒業をしようとしている。
ではまず、Ozone内で今まで何をしてたのか再確認し、その代替策を考えよう。

プリEQ・・・・飛び出してる音などを抑える
コンプレッサー・・・・全体をほんのり潰しまとまり感を出す
エキサイター・・・・歪みを足して倍音を付加
アナログEQ・・・・全体に色つけをする
Dynaコンプ・・・・周波数ごとに音を抑えてまとまり感を出す
マキシマイザー・・・・音量を上げる
リミッター・・・・音圧上げとピーク時の音量の統一感を出す

上記プラス曲によってはTapeサチュレーターも使います。
僕はマスターにはステレオイメージャーはあまり使いません。そのあたりはミックス時にやってしまうことが多いです。

上記をOzone以外で行えれば良いということになりました。

代替品を発表していきます。

プリEQ・・・・>Fab filter ProQ3
コンプレッサー・・・・>Protools初期装備のProComp、UAD SSL Bus Comp 、Native InstrumentのBus Comp、UAD Fair Child 670、を曲によって使い分け。

エキサイター・・・・>Protools初期装備のLo-Fiというのが合いました。

アナログEQ・・・・>UAD Pulteq EQ

Dynaコンプ・・・・>waves C6

マキシマイザー・・・・>waves L3-16

リミッター・・・・>IK multimedia ステルスリミッター


という感じになりました。2023年 12月現在。
マスタリングで大事なのはアナログサチュレーションを何で付加させるかという部分に僕は重点を置いています。

マスタリングスタジオではリアンプさせてアナログ機材を通して行います。その際に電圧やアナログ回路の影響でほんのりと全体が歪んでいます。
それをいかに再現するかということになります。
現在SOUND SWIFTスタジオではLo-Fiというプラグインで0.1〜0.7くらいの間でサチュらせるのがマイブームです。ほんのり具合がとても大事です。
やりすぎても汚い音になるし、浅すぎるとパンチがでない。


例えば、マスタートラックには0.1で挿しておいて、ボーカルに0.5、ドラムに0.3などの細かい設定ん分けることでいろんな楽曲に対して使えると思います。


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