録音ノイズを取る方法、そしてその重要性（サンプルトラック有り）
今回はサンプル音源と共に、ノイズ除去がいかに重要か！という事を分かりやすく録音してみましたので参考になればと思います。
職業柄レコーディングにはかなり携わるのでこのノイズというやつが結構ストレスになってきます。
宅録で録音する際もここに気をつけるだけで結構いいサウンドを作れます。
一口にノイズと言っても様々なノイズがあります。ホワイトノイズだったりハムノイズ、リップノイズ、空調の音なんかもノイズとして捉えますね。
EQで低音をカットするだけで収まる軽いノイズであれば良いですが、そうじゃない場合きったない音になります。という事を今回とても分かりやすくサンプルにしてみました。
3トラック用意しました。
１ エレキギターの伴奏のみノイズ有り
２ エレキギター左右二本、ノイズ有り
３ 左右二本のノイズ除去後
（※追記："２"は間違えて左のギターはノイズ除去してしまっていました。）
ヘッドホンやイアホンでも聴いてみてください。
どうですか？？
除去前汚いでしょ！！？
これが好きなんだ〜って言う場合は良いですが、そうでない場合どうでしょう？許せますか？笑
RX6というソフトを使い除去しました。
今は新しいRX7が発売されていますね。
今度はナレーションでやってみましょう。声優さんの録音、整音にもとても重要になってきます。
太宰治の「斜陽」のワンシーンを読んでみました。ピアノも即興で弾きました。
１がノイズを残したやつで、２がノイズキャンセルを行ったものです。
ギターの時はジー、サーというノイズを消して有りましたが、今回はリップノイズも除去しています。
違いを比べてみてください。
これは部屋でめちゃめちゃノイジーな環境で録音したものです。同じくヘッドホンやイアホンなどでも聴いてみてください。
どうでしょうか？？やはりノイズをとったほうが僕は好きです。ドラマチックさもノイズを取ったほうが増していると感じます。
今回はあえてノイジーな環境でやったので、もちろんレコスタで取ればもっとはるかに綺麗に録音できます。
ノイズ
音楽家さんも、宅録アマチュアさんも、声優さんも、ぜひ次回から意識してみてください。
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- Kay -
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