東南アジアの風景 (204) カンボジア|アンコールワットはやはりすごい
東南アジア三大遺跡、アンコールワットに初めて行ったのは2008年。
その後、タイのバンコクに駐在することになってからシェムリアップには5回以上行きました。が、600あると言われるアンコール遺跡をできるだけ見たいと周辺遺跡の見学に専念。
そんな中、2017年5月。 再びアンコールワットに行く機会が訪れました。
視察ツアーに参加することになったのです。
アンコールワットとアンコールトムは死ぬまでに必ず見るべきと言われる極めつけの観光スポットです。
アンコールトムの入り口には橋がありその欄干は大蛇ナーガを抱えている兵士の象。これを見るだけでもうわくわくしてきます。
この遺跡の最大の特徴、巨大な顔。
やっぱりすごいなぁ。よく残っていてくださった。ここまで復元した各国の
修復チームにも敬意を表します。
アンコール遺跡で最も素晴らしいのは壁のレリーフだと思います。
チャンパ(ベトナム)との闘いが詳細に描かれています。壮大な絵物語。
アンコールトムで最も感銘を受けた象のテラス。
1000年前、レリーフにあるような大軍隊がこの広場で王に謁見していたのかと思うと、気分が高揚してきます。
そしてアンコール・ワット。運よく晴天に恵まれ、湖面に映る神殿の姿が見られました。前回来たときは天候がよろしくなかったのでこれは嬉しい。
見事なレリーフがびっしり。こちらも闘いの様子。周辺の大国との闘いに明け暮れていたわけです。いま現在の世界情勢を見るに人間は1000年経ってもそれほど変わっていないのかと悲しくなってきますね。
神殿の頂上まで登ったところで塔の陰から日が差してきました。なんとも崇高な眺め。しばらく見とれていました。
2回目のアンコール・ワットも新鮮な驚きがありました。
何度来てもいいかもしれない。
他のアンコール遺跡に行った時の記録はこちらです。