東南アジアの風景 (90) タイ|ラヨーンの果樹農園で南国フルーツ食べ放題
フルーツ王国タイランド。日本ではほぼ食べる機会のない、あってもとても高価だったりする南国の果物が一年中街中にもあふれています。そんなタイの中でも特に果物の産地として名を馳せるのがラヨーン県です。
2018年6月、日本の山梨県のようなラヨーンにあるフルーツファームに行ってきました。
スアン・ラマイは広大な果樹農園を有する公園で見学ツアーやフルーツビュッフェが楽しめる観光地です。バンコクから海岸線に沿ってパタヤ方面へ。約2時間半で到着です。
入場券を購入。農園の見学と果物食べ放題付。家族連れでにぎわっています。
トラックの荷台を改装した展望カーで出発。大きな団体にはトラックを使った車もある。
出発するとすぐに見えて来るのどかな田園風景。山の向こうまで農園の敷地だそうです。広い!
途中、停留所に着くと下車して果樹園の見学。飲み物が用意されています。暑いのでありがたいけど激甘。余計にのどが渇くので要注意です。少し飲んで糖分補給した後は水にしましょう。
ランブータンの木。こんな風に実がなるって初めて知りました。
ドリアンです。ラヨーンの名産品。木になっている状態では匂いはしません。
メイン会場に到着。果物を使ったお菓子作りのデモンストレーション。ここにあるものはすべて食べ放題となります。さぁ、食べるぞ!
先ほど果樹園でみたランブータン。強烈な外観ですが、中はライチのような白くて甘酸っぱい果肉が詰まっています。
サラ。和名ではサクラヤシと言うそうです。これは食べられるのか?と疑ってしまいそうですが、中身は黄色のサクッとした香りのよい果肉。あっさり味なのでタイではシロップ漬けで食べることが多い。私はそのままの方がいいと思いますけどね。これを最初に食べてみようとした人の勇気を称えたい。
ロンコン。龍の目という意味でロンガンとも言います。丸くて小さい実が枝にびっしりついている。こちらも実はライチに似ています。皮がつるっと剥けて食べやすい。ランブータンは種まわりの皮をとるのが大変なので私はこちらをよく買っていました。
山盛りドリア―ン。果物の王様。
ほとんどのお客さんの目当てはドリアンなんですね。スタッフの人達が用意したお皿がどんどんはけていきます。
採れたて新鮮なドリアンは全然味が違う、と皆さんおっしゃいます。匂いもほどんどなし。濃厚なクリームみたいな食感。日本には冷凍かドライフルーツしか輸入できません。ぜひ現地で味わってもらいたい。しかし、これだけの量を食べるともうお腹いっぱい。
果物以外にも食事が用意されています。鶏の唐揚げや野菜の天ぷらなど。食べることには手を抜かないタイランド。
麺類もあり。こちらはタイのつけ麺、カノムジーン。
そろそろシーズンは終わりになるマンゴーも。カオニャオ・マムアン。ココナッツミルクで炊いたもち米と一緒に食す定番デザート。こんな素敵な景色を眺めながら食べるとおいしさ倍増。
小さな動物園もあって餌やりができます。家族で一日楽しめますね。
最後はお約束の記念撮影。この果物のモニュメント、よくできています。お土産コーナーでマンゴスチンが激安だったので嬉しくなり、2キロも買ってしまった。その後2週間マンゴスチンを食べ続けて指が紫色に変色しました。(2018年撮影)