東南アジアの風景 (70) タイ バンセーンの水族館
8月のある日曜日、友人とタイ人のご主人にバンセーンに連れて行ってもらいました。バンコクから車で約1時間半、最も近い海水浴場です。
パタヤへ行く途中にあるバンセーン。道路沿いにたくさんの海鮮土産物屋が並びはじめたらもう到着。
市街を抜けてビーチ通りに出るとビーチパラソルがびっしり。直射日光を嫌うタイ人にパラソルは必須なのです。8月は雨季でこの日も曇り空。友人が「お天気がイマイチね」と言うので「曇りの方が涼しくていいよ」と答えたら、タイ人のご主人に「その考え方、アナタはもうタイ人ですね」と笑われた。
パラソル内には大勢の人がいますが、海水浴をしている人はまばら。ベンチに寝そべって飲み食いしながらダラダラするのがタイ式の過ごし方。
友人夫妻には4歳の男の子がいるので水族館に行こうということになった。そういえばタイで水族館って行ったことがない。南部のビーチリゾートの海に入れば天然水族館状態になるので敢えて行こうという気にならなかったのです。
バンセーン水族館は地元のブラパ大学の海洋研究所の中にあります。研究施設の一部を公開している形。
全く期待しないで入場してみたらこれが本格的な内容でびっくり。失礼いたしました。クラゲの水槽が充実している。クラゲって日本の水族館では癒しの生物で人気ですよね。(ビーチでは遭いたくないけど)
巨大アンモナイトに魅了されました。
なんだこれ。宇宙から来た謎の生物といわれても本気にしそう。さすが熱帯の国。初めてみるサカナもたくさんいました。
そして大水槽も。子供より大人が夢中。
いやぁ、とても楽しかった。一人だったら行く機会もなかったであろう施設。友人ファミリーに感謝です。
美味しいシーフードたらふく食べてバンコクに帰りました。(2016年撮影)