リタイア人の徘徊日記（６０）奈良｜大人の修学旅行 薬師寺
2020年3月。半世紀ぶりの奈良。
修学旅行の定番スポットを巡っています。
法隆寺、東大寺を訪問して一旦ＪＲ奈良駅に戻り、今度はバスで薬師寺に向かいました。
薬師寺と唐招提寺は同じバス路線で行くことができます。
最初にバスを降りたのは手前の唐招提寺ではなく、薬師寺。
早く薬師寺の東塔が見たかったからなのか理由は謎。
今回絶対訪問したい場所No.1 薬師寺の東塔。平城京の頃からの姿をそのまま残している飛鳥時代の建造物。
相対する西塔は消失、再建されていてしかも当時の再現として朱塗りの金飾りになってしまっています。
これは高校生の時初めて知り、実際に見て感心したのを今も覚えている。
いま、こうして眺めてみてあらためて思う。
何という麗しい塔。
東塔も昭和から平成にかけて大修復をしたそうですが、色合いを変えていなくて本当によかった。（個人の意見です）
すぐ脇の金堂とは当然ですが建築様式が同じでシンクロしている。
でもなあ。。。東塔の圧倒的な存在感には大きな金堂もかなわない。
三者出揃いました。嗚呼、素晴らしい。
この配置を取ったのは薬師寺が日本で初めて。以後、同じ形は「薬師寺式伽藍配置」と言われるようになったそうです。
何にも知らなかった、ワタクシ。
せっかく２度目の修学旅行に来ているのだからしっかりお勉強しよう。
（2022年撮影)