東南アジアの風景 (74) タイ|バンコク|タラート・ノイのデザインウィーク2018
バンコクでデザインウィークというイベントがあることを知ったのは2018年。そのころ気に入っていたタラート・ノイ地区。しかし行くのはもっぱら昼間。このイベントは夜が綺麗と友人に聞いて同行させてもらうことにしました。
タラート・ノイ地区はチャオプラヤ川に近い中華系の人達が多く住むエリア。古い華人の商家が多く残されています。ここ数年廃家を改装してギャラリー、カフェ、ゲストハウスにし、若いアーティスト達の活動の場にすることが盛ん。以前のうらぶれた雰囲気が一変しました。
ホーリーロザリー教会から出発。教会堂の壁には大きなバラのプロジェクションマッピング。今回のテーマはネオン・アートだそうです。
イベントの案内板。見学ルートが番号で記されています。ワクワクしますね。
普段は雑然とした路地が電飾の飾りつけでフォトジェニックな横丁に。まだ薄明るいのでこんな感じですが日が暮れるといい雰囲気に。
スーパー袋のようなプラスチックバッグで造られたカラフルな電飾。発想が面白いなぁ。
暗くなるとどんどん人出が多くなってきました。みんな立ち止まって写真撮影する(モデルは自分)ので細い道は渋滞になる。
一番人気のソーヘン・タイ・マンション。19世紀の中華屋敷を利用してカフェギャラリー等をやっています。
夜に訪れるとまた違った良さがありますね。昼間の明るい陽射しの下ではよく見えなかった壁画がランタンに照らされると浮いたように鮮やかに現れる。デザインウィークの時は開館時間を延長しているのでこの眺めは特別。来た甲斐がありました。
館内の二階はカフェになっています。こちらもフォトジェニック。
川沿いのロンクアク神社。対岸のビル群も華やかです。
デザインウィークは毎年2月にバンコクの各地で開催されていて、年々規模が大きくなっているようです。昨年はオンライン開催だったけれど今年はどうだったのかな。今後は益々賑わってくれることを願っています。(2018年撮影)