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東南アジアの風景 (117) ラオス|ヴィエンチャン|薬草サウナでの出来事
私がラオスの薬草サウナにハマっていることは過去の記事でも何度か書きました。特にヴィエンチャンはバンコクから飛行機で1時間という近さ。週末にちょっとサウナに行ってきます、ということができる。
ヴィエンチャンのお気に入り薬草サウナはこちら。2015年に初めて行って感動しました。
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なんともローカルな造りですが、ここのサウナで強いハーブの香りのミストに包まれる爽快感は病みつき間違いなし。
ラオスのサウナの愛すべき特徴は様々なスクラブを全身に塗って入浴できること。
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受付にはいろいろなスクラブが販売されています。といってもスクラブ製品ではなく牛乳、ヨーグルト、インスタントコーヒー、タマリンドの実を煮たものなど家にあるものばかり。
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幾つか選んで受付のお姉さんにブレンドしてもらいます。タマリンドとハチミツとヨーグルト。それぞれ一人分30円程度。3種類で100円!
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できました。え、これを塗るの?と最初は躊躇しますが、慣れれば何でもない。
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酷い絵面ですがこうやって顔にも身体にも塗りたくり、そのままサウナに入ります。これって、タイのチェンマイやカンボジアのシェムリアップの薬草サウナでは許されてません。スクラブは別室でやることになっていました。
このまま入るとどうなるかと言うと。。。
全身汗みどろでスクラブまみれ。出てきた時にはまさにゾンビのよう。
それが、テラスで水をかぶり、洗い流すとお肌がスベスベ。いやいや、素晴らしいです。
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すっかりいい気分になりビアラオで乾杯。
タイだけでなくラオスにもある鍋料理、チムチュムの夕食も美味しい。
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来てよかったねー、と友人と話し調子に乗って明日は別のサウナに行ってみようということになった。早速リサーチ。
翌日。行こうと決めたサウナは町はずれにある。ホテルのスタッフにどうやって行ったらいいか聞いてみると。。。
「ここはあまりお薦めできませんが。」「どうして?」「あまりきれいではないです。」「あ、それなら大丈夫です。」
何となく浮かない顔のスタッフさん。それでも行きたいと主張するとトゥクトゥクを呼んでくれた。
市内から15分くらいで到着。バラックのような建物。トゥクトゥクの運転手に2時間後に迎えに来てとお願いして中に入ります。
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サウナは昨日のところとそれほど変わらず、堪能して出てくると店のおじさんからスクラブマッサージを薦められました。インスタントコーヒーを使ったマッサージでお肌にいいよ、スペシャルプライスだから、と言う。
迎えの時間までまだ余裕だしやってみることに。
全身マッサージなのでほとんど裸なのですが、マッサージ師は店のおじさんともう一人もおじさん。そしてどちらもオネエ感が半端ない。それならまぁいいか。こっちもおばさんだし。
マッサージそのものはとても良かった。ただ何となく漂う違和感。ここってもしかして。。。
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シャワーを浴びつつ友人と「なんか変だよね。」と話す。
着替えて会計をしているとお客さんが入ってきました。2人の若い男性。すぐにTシャツを脱いでいる。凄いムキムキ。おじさん達はさっさと彼らの方へ行ってしまった。
ああ、やはり。
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よくよく店の看板を見てみたら。はい、ゲイの方専用のサウナですね。ラオスの国旗がハート型。ホテルの人達が乗り気でなかったのがわかりました。
おばさん2人は招かれざる客だったのです。
それでも、サウナもマッサージも良かったよね、と友人と大笑いしながら帰途についたのでした。(2015年撮影)
ヴィエンチャンだけでなくルアンパバーンのサウナも素晴らしい。そのレポートはこちらです。