バンコクの宿(14)アド・リブホテル|ダイニングがお洒落な隠れ家ホテル
スクンビット・ソイ 3 というと思い浮かぶのはアラブ人街、オフィスビル、大渋滞の道路。バンコクらしい喧騒にあふれた地域。
2021年7月、たまたまこの界隈にあるホテルを検索。というのも、同じエリアにある病院に早朝のアポイントがあったのです。ロックダウン中で週末になっても何もできない状況が続いている日々。病院近くのホテルにステイケーションすれば気分転換と寝坊による遅刻防止の一石二鳥だわー、と考えたのでした。
アド・リブホテル Ad Lib Hotel はタイ在住外国人ご用達のB病院に隣接。おそらく宿泊者のほとんどが病院がらみであろうと思われる立地です。
今まで全くノーマーク。存在すら知らなかったこともあり(私だけか?)、なんの期待もしていませんでした。B 病院の救急搬送路と同じ道を入った脇にホテルの入口があります。宿泊者以外は立ち入らないであろう路地を入ると現れたのは大きな菩提樹の木の枝に覆われた印象的な玄関。こんな隠れた場所にスタイリッシュなホテルがあるとは。すぐ近くのミャンマー食堂には何度か来ていたのに全然気づかず。
中に入ってまたびっくり。
緑で囲まれたとってもお洒落な横長のロビーとダイニングバーがお出迎え。
周辺の猥雑さをすべて忘れさせる異空間。バーカウンターもゴージャス。
しかし、しかし、ロックダウン中の今はここで食事ができない。聞けばこちらは結構有名なレストランだそうな。規制解除になったら食事に行くリストに入れておかないとね。
部屋はいたってシンプル。フュージョン系というのかな。でもとても使いやすい造りです。電源の数が多い。
部屋の窓からはプールが見えました。こちらも現在使用不可。残念無念。まあ、今日は雨だからいいんですけどね。
このクッションカバーいいなぁ。。。
せっかくなのでホテルの料理を試す。といっても一人では食べられる量に限界ありでピッツアとサラダのみ。でもなかなか美味しかった。
朝食は前日にメニューから選びます。スタッフさん三人がかりでアドバイスしてくれました。「アンリミテッドで選んでください。パンケーキも、フレンチトーストも。」と言われたけど無理ですって。病院行くのに食べ過ぎはマズい。血圧だって計るのだ。
それでこんなシンプルな朝食。でもこれでももう満腹。隔離っぽい滞在だったけれどお蔭様でリフレッシュ。翌日のアポにも余裕ででかけることができました。
病院に用がなくても、このホテルは来る価値あり!でした。