東南アジアの風景 (92) タイ|バンコク|中華街のホテル上海マンション
バンコクの中華街ヤワラートは今(2022年)でこそ再開発が進み、お洒落なカフェ、バー、ホテルがよりどりみどりになっているけれど、2013年頃までは市場と中華食堂のみのローカルな場所だったと記憶している。ホテルは団体用の大型ホテルとバックパッカー用のゲストハウスがメイン。ヤワラートは大好きでよく行っていたものの、泊りがけで出かけよう、という気にはなりませんでした。
2013年の年末。バンコクポストの英語版を何気なく見ていたらヤワラートのメインストリートに新しいホテルがオープンとある。写真をみると今までにない良さげな造り。これは行くしかないな。
ヤワラートへは当時地下鉄のフアランポーン駅から徒歩約10分。自宅から30分程度でこの異国情緒。週末の気分転換には最適なんです。上海マンションはこの賑やかな通りに面しています。
ロビーにはいると目を引く大きな絵。華人の少女ですが何を意味しているのか。
大きな吹き抜け。下の池には鯉が見えます。
面白いデザインの客室。ちょっと妖艶な感じですね。上海を舞台にした「愛人・アマン」という映画がありましたが、そのイメージです。
このお茶セット、いいなぁ。
バスルーム(シャワーのみ)には鳥かごの飾り。これは占いをする神鳥かな。何故バスルームに?と笑ってしまいます。
オープン記念キャンペーンでミニバーは無料でした。この時は営業開始したばかりで宿泊施設以外はありませんでしたが、今ではバーやスパもあって更にバージョンアップしているようです。
これを機にヤワラートで宿泊することにハマってしまいました。中華街にわざわざ宿泊する利点とは。夜、安くて美味しい中華料理(主に海鮮)をたらふく食べそのままホテルに倒れこんで爆睡。翌朝早起きして朝ごはんにお粥を食べる。これに尽きます。
お気に入りのお粥屋さんにて。豚の骨付きリブがゴロゴロ入っています。ホテルの朝ごはんはパス。
隣の薬膳茶屋で苦い薬草茶を飲んで頭をスッキリさせる。
まだ人の少ない市場でどっさり食材の調達。日中になると大勢の人でごった返し、思うように買い物はできないのですよ。
大荷物担いで地下鉄で帰りました。週末、近場で非日常。元気がでます。(2014年撮影)