東南アジアの風景 (60) タイ サムット・サコーン県|マハ―チャイの海鮮市場
バンコクから気軽に日帰りで旅気分が味わえてご飯も美味しい場所のひとつ。港町マハ―チャイ。ローカル電車も昭和を感じる味わい深い雰囲気です。
マハ―チャイがあるのはバンコク都のお隣、サムット・サコーン県。バンコク湾の入江にある港町でミャンマー人の方々がたくさん働いています。数年前アウン・サン・スーチーさんが来タイされた時にわざわざこの地に出向いてみんなを励ましたというエピソードがあります。あの時はその後ミャンマーでクーデターが起こるとは夢にも思っていませんでした。
マハ―チャイへはバンコクの国鉄ウォンウェイヤイ駅から電車で行きます。この駅のローカルな雰囲気も大好き。
1時間の乗車で運賃は片道何と10バーツ。35円。切符の印刷代の方が高いのではないか?(これは帰路のものです。)
電車は1時間おきに折り返し運行。わかりやすいです。ホームはひとつだけ。
利用者は結構多い。外国人観光客もいます。窓が開けっぱなしのエアコンなし車両。不思議な懐かしさを覚えます。
発車するとすぐにこんなのどかな風景。気をつけていないと木の枝や葉が窓から飛び込んでくることも。
到着です。市場のど真ん中に入線。駅そのものが市場の中にあるのです。
駅を出るとすぐ海鮮市場に突入。このアクセスの良さもいいですね。びっしり並んだ大小さまざまなイカ。
安くて新鮮。買い物にはクーラーボックス持参が必須。暑いですからね。
河口を望む食堂でシーフード三昧。
入江の対岸へ行くフェリー。そこからバーンレム駅で電車を乗り継ぐと傘たたみ線路市場で有名なメークロンへ行くことができます。接続便は1日3本しかありませんので行かれる方は時刻表を確認してくださいね。
食後のデザートに屋台でココナッツアイスを食べて帰りました。週末の遠足にお薦めです。(2014年撮影)