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リタイア人の徘徊日記(179)岡山|岡山城内の展示は歴史絵巻のようだった

2024年5月。岡山県岡山市に行きました。
東京で会社員をやっていた頃は出張で広島へよく出かけていましたが、岡山は素通り。
初めての訪問です。
自分として旅行先を決める要素は、お城、路面電車、美術館、歴史の舞台。
岡山市はそのすべてを持っているところでした。

到着翌日。岡山城の見学開始。オープンと同時に入城しようと路面電車駅に向かいます。
しかし、9時の開門を目指して行くと平日は通勤通学時間帯となる。
路面電車もラッシュ時間。2本見送ってようやく乗車。地元の人達にとってはハタ迷惑な観光客。

通勤通学の方たちで長蛇の列でした

そして間抜けで方向音痴のワタクシは路面電車の城下駅下車後、道を間違えました。

気づいたら後楽園の入り口に向かっていたのでした
後楽園と岡山城は繋がっているのでそれもアリかと自分を慰める
しかし、結果的にはこれでよかった。後楽園に入場したら真正面に岡山城が
とても絵になる光景が続きます
日本三大名園のひとつです。偕楽園、兼六園もそれぞれ素晴らしいけど、堂々たるお城との眺めは自分的に一番かな
回遊式庭園を満喫
後楽園をでてお城へ向かいます。お城の見えるカフェがいい感じ。
月見橋を渡って岡山城へ。天守が見えますワクワク
到着!別名烏城と言われる黒いお城。秀吉の大阪城に合わせたからだそうです
大きな天守です。かっこいい。
現在の岡山城は昭和に再建されたもので内部には様々な展示、施設がありました
岡山城の歴代城主。まるで日本史の教科書のような登場人物たち。宇喜多秀家は日本史で受験した人は必ず覚える名前ですね。この立派な天守を完成させたわずか3年後に関ヶ原の戦で敗れてお城を追われてしまいました。残念無念。
次の領主になった小早川秀秋。お城の改装を始めるも、翌年病死。後継ぎがいなくて小早川家は断絶。池田家が引き継ぐことに。これまた残念無念。

城内の展示を見るだけで、豊臣秀吉から徳川家康までの時代の日本史知識がかなり得られます。解説もわかりやすく面白い。

天守の頂上からの眺め。後楽園が綺麗に見えます
岡山城は金の鯱の数がとても多い。これは豊臣秀吉に重用されていた宇喜多秀家が金ピカ好きの秀吉との仲をアピールするためだったそう。
確かにこんなに金シャチがあるお城は珍しい。
城内にはいろいろな観光施設がありました。殿様とお妃の衣装を着て記念撮影
外人観光客に人気の撮影スポット。籠に乗って記念撮影。行列ができてました
鉄砲(火縄銃)や日本刀を手に取って重さを知るアトラクション。結構重いので驚きます
烏城カフェで休憩できます。馬に乗ってお城と記念撮影。これも人気。
烏城カフェで「お城パフェ」いただきます。2種類のメロンとアイスクリームが美味しい
石垣は当時のものも残っています
第二次大戦時に焼失してしまった岡山城ですが、一部焼け残った櫓もありました。

日本史のお勉強がばっちりできるお城でした。それにしてもすごい時代でした。
(2024年撮影)
#旅のフォトアルバム

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