東南アジアの風景 (84) タイ|チェンライ|白亜の寺院ワット・ロン・クン
チェンライには観光名所として白い寺、黒い寺、青い寺があります。今回はその中でも最も古い(と言っても1997年建立)白い寺ワット・ロン・クンです。
白い寺はチェンラインの中心部から南郊外にあります。チェンライ出身の芸術家のデザインでその独自の宗教観に圧倒されます。
大勢の参拝者、というか観光客。実はここには2014年にも来ているのですが数か月前に起こった地震のため一部が損壊して修復中、入場できませんでした。4年越しのリベンジ。
本堂の前には細かい彫刻。地獄を現わしている?何ともすさまじく、おどろおどろしい。作者の精神状態は大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまいます。
何もかも真っ白。生クリームみたい。こんな表現しかできない自分が情けないけどお菓子の家を連想してしまった。
青空に映えること、映えること。まぶしくて目が開けていられないほどです。本堂内は撮影禁止。天国への道、という感じでした。
4年前よりも規模が大きくなっている。今も創作活動は続いているんですね。
この特異な空間が今後どれだけ拡張されるのか、数年後にまた行ってみたいです。(2018年撮影)