バンコクからの旅日記 (22) インド|デリーにあるインド最古のミナレット
2018年12月。年末に初めてインドへ行きました。インドへ行くのは体力も気力も必要。そうなるとそろそろ年齢的にデッドラインかなと思ったのです。
バンコクからデリーまでは空路4時間。そう遠くはありません。
デリーに到着後、まず出かけたのは市の郊外にある世界遺産クタブ・ミナ―(クトゥブ・ミナールという表記もあり)。
ヒンドゥー遺跡のオンパレードと思っていたのにいきなりイスラム教のミナレットと言われて拍子抜けしてしまった。
見えてきました。わわ、なんだ、すごく大きい。
近づくとさらにその大きさに圧倒される。高さ72メートル。建設当初は100メートルあったものが、落雷で縮んでしまったとのこと。しかし、これが14世紀に造られたというのがすごい。塔は細かな彫刻で飾られている。一体どうやって造ったのだ。
敷地内には宮殿跡もあります。こちらも巨大。
インドのイスラム遺跡も素晴らしいのでした。
クタブ・ミナ―の塔の近くには土台だけ残っている塔があります。アライ・ミナールと呼ばれ、クタブ・ミナ―ルより高い塔を建てようと、後の王様の命令によって建築がはじまったものの、王が暗殺されたことで、未完のまま終わってしまったとのこと。
ミャンマーにも巨大な未完の塔の台座がありましたが、権力者というのはどこの国でも同じようなことをするものですね。
(2018年撮影)
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