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東南アジアの風景 (111) カンボジア|シェムリアップの水祭りと薬草サウナ

東南アジアに乾季の訪れを告げる水祭り。旧暦12月(11月)の満月に合わせて開催されます。国や地域によってお祝いの方法は異なり、タイはロイクラトン(灯篭流し)やコムローイ(ランタン飛ばし)。カンボジアのシェムリアップではボート競走でした。

2017年の11月。カンボジアにも薬草サウナがあると聞いて出かけました。カンボジアの伝統的なハーバルサウナはチュポンと言い、1人用の小屋やテントで行うスチームタイプ。特に女性には美肌、アンチエイジングに効果が高いとのこと。今回は町はずれのホテル内のスパにあるサウナを体験。

定員2名の竹製の小屋。薬草、香草の匂いがプンプン。温度は低めでじんわり温めるタイプ。アツアツのラオス薬草サウナとは違います。韓国のよもぎ蒸しに近いかな。

全身フニフニになったところでマッサージ。極楽でーす。

お茶とフルーツをいただいてすっかりいい気分。トゥクトゥクで市内に戻ることに。

オールドマーケット付近に戻ってびっくり。町中はすっかり様相が変わっていました。あー、ロイクラトンのカンボジア版かぁ。タイと同じようなバナナの葉と花で作った流し灯篭が路上にたくさん売られています。
メインストリートには屋台がす並び縁日のようになっていました。

大きな歓声が上がっているので行ってみると。。。ボートレースをやっていました。カンボジアの水祭りのメインイベント。全国から勝ち抜いたチームが国内の3か所で決勝を行うとのことす。男子、女子、混合とあるそうで本日はファイナル。大盛り上がり。

表彰式までバッチリ見学してきました。お祭りのことは何もしらなかったのですごく得した気分。いつもと違うシェムリアップを見ることができました。

お祭りのため町中のレストランやパブストリートの店は大混雑。宿泊していたホテルの横にある屋台で夕飯。こういう選択肢があることが一人旅にはありがたいのです。

インスタント麺を使った焼きそば。素朴なメニューですが旨い旨い。危うく本来の目的を忘れるところでした。翌日に開催される友人の結婚披露宴に出席するためにきたのでした。(2017年撮影)



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