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東南アジアの風景 (83) タイ|バンコク|ピンクポロでタイのセレブ界を垣間見る
最近は日本でも貧富の差について話題になることが多くなりましたが、よそのお国からしたら全くレベルが違います。タイはバリバリ階級社会。「ハイソ」と呼ばれるタイ富裕層のお金持ちぶりは日本人である自分の想像を超えていました。
2013年の12月、取引先のひとつであるバンコクのホテルから乳がん撲滅団体であるピンクリボンのイベントがあるので参加しませんかと連絡あり。
ピンクリボンの活動には以前から個人的に関わっていたので気軽にOKと返事をしたら招待状が送られてきました。見ると「ピンクポロの開催」とある。ポロ?タイでポロ競技なんてできるの? 頭の中は大きな???に包まれた。
なんの予備知識もなくのこのこ出かけていったらそれはもう優雅なイベントでございました。
タイのポロ競技場はパタヤの近くにありました。招待してくれたホテルに集合してチャーターバスで会場に向かいます。
到着するとスタッフの方々がエスコート。日差しが強いからと日傘をさしてくれる。この時点で参加している人達は協賛企業のお偉いさんとピンクリボン活動に莫大な寄付をしているタイのセレブリティであることを理解しました(遅いよ)。これは場違いなところにきてしまったな、と困惑。
タイにも立派なポロクラブがあるというのを初めて知りました。
今更引き返すこともできないの楽しむしかありません。ウェルカムシャンパンはモエ・エ・シャンドン。
美しい競技場です。お馬さん達もこんなに暑い国でご苦労さんです。
競技の前のセレモニーが始まりました。
観客はテーマカラーであるピンクをどこかに身に着けることになっています。お洒落な紳士淑女の皆さま。
観覧席ではアフタヌーンティーがサーブされます。バンコクのホテルによくあるスイーツ満載のものとは異なる本格英国スタイル。きゅうりのサンドイッチ、久しぶりです。
同じテーブルにいたのは貿易会社を経営しているという女社長さん。
競技の後は撮影会。
選手の人達のユニフォームも素敵。かっこいいですね。
最後は花火でイベント終了。タイに来てポロ鑑賞をするとは思いませんでした。(2013年撮影)