
リタイア人の徘徊日記 (204) ウズベキスタン|タシュケントで名物の地下鉄に乗る
2024年8月。ウズベキスタンの首都タシュケントにて。
最近タシュケント観光の目玉のひとつとして取り上げられることが多くなった地下鉄に乗ってみました。
何故地下鉄が話題になるのかというと、各駅の装飾がユニークであるからです。旧ソ連時代に建設されたもので独立した現在も利用されています。

チケット購入は券売機で行いますが、チケットはQRコードの付いたレシートで、改札を抜けたら捨ててもよいタイプです。そのためのごみ箱もゲートの先に設置されていました。こんなことができるのも地下鉄料金が均一だからです。
かなり長距離の利用もできるのですが、これが統一料金というのがすごい。

共産圏色が強い。




ラッシュ時は迷惑になるのでこれも気を付けなければ。












タシュケントの地下鉄駅巡りは楽しいです。歴史的背景も事前にチェックしていくともっと面白いかと。自分の不勉強を反省しました。
地下鉄の特徴としては、エレベーターが異常に早い。いままで世界各地の地下鉄に乗ってきましたが、その中でもダントツでした。最も速度の遅い日本のエスカレーターに乗り慣れていると焦るでしょう。
電車はとっても揺れます。旧車両はガタピシ音がして不安になりました。
なのに運転が荒い。乗車したらすぐに座るかつかまるところを探さないと転倒します。
そしてそして、ウズベキスタンの人達は年上の人と子供連れには必ずと言っていいほど席を譲ります。たとえそれが、どんなに元気そうな人でも。
私も何度も席を譲っていただきました。断るのは失礼。ありがたくご厚意に甘えました。
これって今の日本人が忘れてしまったマインドです。日本と状況の違いはあるでしょうが、少し悲しい気分になりました。
(2024年撮影)