『私と音楽を召し上がれ』エッセイ-05
君の好きな音楽はなぁに?
私にはたくさんあるんだけど
音楽は、どんな時も傍にいてくれたんだ。
泣いてる時も
嬉しい時も
走り出したくなるような太陽の日も
好きな音楽を選んで流すだけで
心に寄り添ってくれた
寂しい気持ちもなだめてくれるみたい。
歌うことは得意ではなくて"好き"だった。
「えっ!?何その声!」
って友達に言われたのが原因で一時期カラオケに行くのは嫌だったし
好きな曲歌ってるのに
「なんだか変な歌だね(笑)」
なんて言われた日には、本当に不機嫌になる。
大好きなコトを悪く言われたくないもんね。
だから、ひっそりとLiveに通ったり、サブスク聴いたり歌や音楽をずっと1人で楽しんでいたんだ。
ご縁があり2023年"星降るばにら"というsinger,s barで働くことになって、歌う機会がすっごく増えた。
ステージタイムというのがあって、必ず歌うんだけど、上手な歌ではないかもしれないなら、せめて楽しんでもらいたいなって。
私が歌うと、みんな踊ってくれたり、揺れてくれたり、ペンライト振ってくれたり本当に楽しい時間を過ごせたんだ。
音楽ってすごいなぁ。
まるで言葉みたいだなって。
私がメイドさんになるように
歌えば、その場の空気を作ることができて、皆を楽しませることができるなら、本当にそれって素敵なこと。
それからコッソリ練習して、褒めてもらえるようになってきて、たまに上を見過ぎで挫折しそうになるけど毎日歌い続けてた。
そんな中、チャレンジしたい気持ちがフワって湧いてきた。
歌がとても素晴らしくて、お姫様みたいなきょうかちゃんに声をかけてR &R(ラーメン&ビール)を結成することに。
ふざけた名前だけどお互いの大好きなものを詰め込んだネーミング!
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