学生のうちにしたいこと


新年度が始まってはや1ヶ月、進学、進級、浪人、就職、色んな進展があったと思います。

中には思ったように行かず自らの進路に納得がいっていない方もいるかもしれません。

これまで全てやりたかったことを叶えられた方の方が珍しいくらいではないでしょうか。

私もこれまで全ての夢を叶えられた訳ではありません。

そんな中でもやりたいことを見つけ、楽しんでいます。

今なぜやりたいことが叶えられなかったのか、ふと考えてみたところ、やはり学生時代の過ごし方が大きいと思いました。

私の学生時代は今思えば楽しかったと思います。
嫌がらせも受けました。

でも総じて楽しかったと思います。

しかし、もっと楽しめたなとも思いました。

これまでの生活で足りなかったものがあったんです。

私がこれからお話することは、そうですね、小学生から大学生を対象とした話です。

もちろん、学生でない方がみても意味があるのではないかなと思いますが。

今回は、学生時代にやっておくといいなと感じたことをあげてみます。

これは、やらないとダメという訳では無いので、特に興味が無ければ無理してやる必要はないと思います。

あくまで私がやっておけば良かったと感じたものをあげているだけなので。

それに、今学生生活に満足しているのなら特に変わる必要は無いかもしれません。

私は、何となく日々を過ごしていると感じたり、やりたいことがなくて退屈だと感じている方に、ではこんなことをやって見てはどうでしょうか?という提案をしたいと思います。

それにほら、私だって何もしなかったけど楽しかったと思えるんです。

私のこれから伝えることを無視しても何の影響もありません。

それに、将来やりたくなったらやればいいんです。

私が学生時代という限定をかけているのは、学生時代は案外自由な時間が多いなと感じたからです。
その自由な時間を楽しめていないのなら、これから伝えるもののひとつだけでも始めてみてはどうでしょうか?

そろそろ本編にいきましょう。


1、資格を取る

これはどちらかといえば大学生向けの話かもしれません。ですが、正直私は高校生の頃に資格を取っておけば良かったと思っています。
というのも、大学生活が忙しかったというのもありますが、資格を取ると潰しが効くんですよね。
高校卒業後、就職するにしろ、進学するにしろ進路を選択しなければなりません。
その時に、みんなと違う条件で戦うという選択肢を残しておくためです。
同じ状況というのは、まあアピールポイントみたいなものですね。
就職活動では学生時代に何をしていたか、就職を希望する会社にアピールをするんですね。
その時に、部活の成績が良かった、アルバイトを頑張った、文化祭も盛り上げたとかまぁ色々なアピールの仕方があるのです。
しかし、実際これらは評価の仕方が難しいんですよね。
部活でいえば、全国大会に出場したとか、それ自体はすごいと思います。
ですが、問題はこれらをどうアピールするか。
正直、サッカーで全国大会に出場したことが直接食品を扱う会社に役に立つかといわれたら、ちょっと難しいですよね。
私なら、

部活で全国大会に出場しました。私の通っていた学校は元々強豪校ではなく、全国大会なんて夢のまた夢でした。ところが、どうしても全国大会に出場したいと思い、チームでミーティングを重ね、試合であたる可能性のある学校の情報は全て調べ上げ、弱点を分析しました。結果、ミーティングが功を奏し、相手の弱点をつき、私が最終学年のとき、チームで全国大会出場を果たしました。方法としては非効率だと思いますが、高い壁を達成するために必要なことは何か考え、見出した答えを形にすることが出来ました。この経験を経て、私は目標達成に必要なことを分析する力があると自覚し、長所として伸ばしていこうと思っております。

こんな所でしょうか。
正直、難しいですよね。
全国大会に出場したという結果だけでなく、その過程も考えなくてはなりません。

私が資格を推したいのは実はここなんです。
資格はこの、結果の過程を取り除いてくれるんです。
あ、もちろん、話の流れで過程を話すこともありますが、結果がメインということですね。
例えば、○○○検定取得、○○2級取得という事実上のみでアピールになるのです。
アピールポイントとしてはかなり簡単ですね。
資格は取得したという結果自体がアピールポイントとして利用できます。
それこそ、さっきの全国大会に出場したというアピールポイントも、結果が県大会に出場したという場合とどう変わるでしょうか。そりゃあ県大会に出場するのと、全国大会に出場するのではどちらが結果として上かは分かりやすいですが、アピールポイントとなれば難しいですよね。
それが○○2級と○○3級では雲泥の差であることが、結果だけで分かります。
だから、資格はアピールしやすいんです。
これだけ便利なもの、1つくらいは持っておいてもいいですよね。
出来たら高校生の頃に1つは取得しておきたかったなと後悔しています。


2、学外の活動


皆さんの今日までの生活を振り返ってみてください。部活やサークルだけで日々を終わらせていませんか?いや、もちろんそれも大切なんですよ。新しい出会いやかけがえのない思い出を作るためには必要なことです。ですが、それだけで満足していない自分はいませんか?いやね、実はこれ私のことなんです。学生時代、私は部活に入って日々過ごしていました。ところがどうも物足りないなと思っていたんです。部活は楽しかったですよ。ただ、もう少し色んなことをやってみたかったんです。
高校生だとアルバイトが禁止されているところもありますし、何より校則が厳しいところもありますよね。私のところはそうでもなかったのですが、どうもやりたいことがなく、悶々と過ごしていた時期がありました。結局、何をしたいのか分からず、それなりに楽しかったという状態で高校を卒業しました。

何をしたかったのだろうか。その答えは大学生になって分かりました。色んな人と関わってみたかったんです。同じ学校の人以外の人と。高校からは同じくらいの学力の人と関わることが増えてきます、同じレベルの入試を突破してきたのですから当たり前ですよね。もちろん、それだけ話も合いますし、居心地はいいものです。ですが、同時に色んな考えを持つ自分とは異なる環境にいる人と関わりを持ってみかったんです。私が思うに、その方法はアルバイト、ボランティア、インターネットあたりがいいと思います。
アルバイトは高校生だと禁止されている方もいると思うので限られると思います。アルバイトってほんと色んな人がいるんですよね。年齢も出身も経歴も。同じ職場なのに、全然違います。バラバラです。だからこそ、そんな環境だからこそ得られるものがあると思います。
ボランティアも似ていますね。ただ、ボランティアは何かしらの目的を持って参加される方が多い印象です。もちろん、アルバイトもお金を稼ぐという目的を持っていると思うのですが、ボランティアはむしろお金では得られないものを探しに探しに参加される方が多いと思います。それもあってか、積極的に意欲的に行動する方が多いと思います。きっと交流の数も増えるでしょう。インターネットはもうすごいです。それこそ、色んな人がいます。自分とは180度考え方が違う方もいますし、信じられない思うことが多いと思います。最近だとインターネットを通じたトラブルが多いので、危機管理能力を備えてからの方がいいかもしれませんね。それでもインターネットを通じた出会いはなかなか圧巻します。インターネットリテラシーを身につけた上で挑戦するのは面白いかもしれませんね。


3、学校のイベントに参加する


別に参加してなかった訳じゃないですよ。

ただもっと積極的に参加すればよかったなって思ったんです。

ここでいうイベントとは、体育祭や文化祭、修学旅行、球技大会、長期休みの勉強合宿や夏休みのゼミ、学校で行われてる普段とは異なる行事全てを含みます。

体育祭でクラスが仲良くなり、文化祭で好きな人に告白をし、球技大会で他クラスと仲良くなる。
勉強合宿では受験の不安を語り合ったり、修学旅行では夜な夜な話し込んだり。

人によって思い出こそ違いますが、楽しかったこと、辛かったこと、頑張ったこと、逃げたこと色々あると思います。

でもそれって全て行事があったから出来たことなんですよね。
テストがあるから勉強した。
文化祭のテンションで告白出来た。
修学旅行があるからお泊まり出来た。
球技大会があるから交流が増え他クラスと仲良くすることが出来た。

もちろん、それらの行事の中であなたが行動したから結果がついたのはその通りです。
でも、やはりきっかけを作ってくれたのは学校行事だと思うんです。

何を変なことを。そう思うかもしれませんが、学校を卒業した私からすれば本当にそう思うんです。

もっともっと、学校行事に取り組めばよかった。

調理実習だって普段料理をしない私からすれば料理を練習するきっかけになるかもしれません。

トイレ掃除だって面倒だとしてもやり方が分かるし。
(トイレ掃除は大人で出来ない人もいるのでやってて良かったって思えると思います)

大学だって同じです。

プレゼンテーションの行事があれば、参加してみてください。
人前で話せるというのはそれだけで強みだと思います。
緊張してついつい声が小さくなりがちですが、ボソボソ話すとかえって目立ってしまいます。
これが学生のうちに気づかずに大人になったら、、、
プレゼンテーションは私も怖かったので大学で積極的に申し込みました。

私が学校の行事をここまで推す理由。

それは、なんといっても経験値を上げられるからです。
これほんとにその通りだと思います。

実際学生のうちって学校の行き帰りくらいしか行動しないんですよね。
大学生になれば多少バイトなり旅行なりで行動範囲は増えますが、高校生の頃はほとんどが学校で完結してしまいます。

ってことは、本やインターネットで調べる以外は基本的にあなたの経験知識を高めてくれるのは学校ってことになります。
学校の行事、調べてみてください。
知らないだけでほんとにたくさんのことをやってくれています。

私も卒業してかなり経ちますが、学校のホームページなんかをみるとほんとに様々な行事を計画してくださっていたんだななんてちょっぴり後悔、いえ、強がりました。

実際、ちゃんと後悔しています。

全ての行事に参加する必要はありませんが、ちゃんと調べて、やりたいことをやった方が私の学生生活はより楽しいものだったんじゃないかって思います。

さっきあげたボランティアについてもほんとにいい経験になると思います。
ただ、やはりボランティアは時間のある大学生が出来るものなんでしょうかね。
いや、高校生だって出来るのですが、それこそ勉強をしっかりした上で余裕があればボランティアにも参加してみるというのがいいのかもしれませんね。
もちろん大学生も必要な勉強はした方がいいですよ(笑)

これって学校を卒業しないと分からないんですよね。
なんなら卒業しても思いつかない人もいます。
私は、現役学生の時を振り返り、やっておけば良かったなって思ったことがあったのでお伝えしました。

きっともっと色んなことが出来たでしょう。

やったことの無い趣味を調べてみる、前から興味のあった分野を勉強する、普段みないニュースを観る。

この記事と出会ったことで、新しいことを始めるきっかけになる、そんな思いが集まればいいな。

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