スペースダンディ26話「ネバーエンディングダンディじゃんよ」
ついに最終回。
なんかもっと前に見てたんだけど、あんまり書くことも無くてもやもやしたまま放置してた。
書かないまま終わると嫌なので取り急ぎ。もうあんまりよく覚えてないんだけど……
いつの間にかパーティーメンバーになってるスカーレットさんとハニー。
最終回に3人(QT、ミャウ、ダンディ)だけだとちょっと画面寂しいし妥当かな。
しかし思ったけど私あんまりこれ好きじゃないかもしれない。パーティーはパーティーらしく固定であって欲しいからいつの間にか増えてるの嫌なのかも、いやわからん そんなこともないかもしんない、、
唐突に裏切るゲル博士の助手。
唐突なんだけど、あるあるだからスっと受け入れられる。スペースダンディ全編通して、あるあるによって思考回路をショートカットしていくのが多かった気がする。
その上あまりにもキャラデザが適当というか、最終的に勝ちそうには無い見た目なので、無理でしょ……wみたいな笑いもある。
パイオニウムの暴走を阻止するために一人で立ち向かうダンディ。
とりあえず盛り上がる。ダンディのキャラクター性のうちかっこいいところをしっかり示す。最終回だもの。
話しかけてくるナレーション。
叙述トリックの一種かな、ナレーションが実は完全に外部ではなく、作品の中と外の中間に位置する存在だったみたいな。それなりによくあるけどワクワクするので好き。
漫画のコマによりかかったりなどもこのひとつかな~自分やっぱメタ感好きだな。自由な感じとか、乗り越えちゃいけない暗黙のラインをサクッと乗り越えてきた時の浮遊感とか。規定の枠を、実はそんな境目ないんだよって乗り越えてみせられるのは楽しい。
結局……のオチ。
148億年?だっけ、周期で多分ほぼ同じことを繰り返してるっていう。
お別れだけどお別れじゃないみたいな安心感もありつつ(?)、これでいいんか!?みたいな不安感もありつつ……
SF要素を多分に押し出して、まさにスペースダンディらしい終わり方かもしれないね。
やっぱり終わり方のコーディネートはとても大切だから。
だから一概にメロメロなハッピーエンドがいいとか、メリバがいいとか、救いのないバッドエンドがいいとか、とかとか、言えないよね。
それぞれの作品に一番しっくりくるとか、その作品を通して伝えたいことが一番伝わるとか、そういう終わり方が素晴らしいんだ。
個々人によってどの終わり方が選ばれがちな傾向の作品が好き、ということはあるだろうけど。ちな私はクオリティさえ高けりゃあんまりこだりないな。
こんな感じかなぁ
シリーズ通して各話雰囲気がバラバラだったり、たまに自主制作みたいな映像が見られたりというところや、雑なSFならではの破天荒な展開が魅力的なアニメでした。
あ、当然アクションの作画やそのほか常々のコンテ(?)とかも良くて、見てて飽きないし違和感のある画面とかもなく底の部分のクオリティがとても高かったです。
対象としては多分自分より10は上の男の人がメインだと思うんで噛み合わないとこもあったけど、面白かった。
以上!