スペースダンディ2期7話「悲しみのない世界じゃんよ」
6話はリアタイ時に録り逃して欠番なので今は見られないのだ……
さて7話、唐突なセカイ系な雰囲気に色めきたってしまったな。セカイ系、ほぼ見ない(重い話13話は耐えられない雑魚なので)んだけど、雰囲気はめちゃくちゃ好き。
背景の雰囲気とサブキャラデザインがとても良かったな。廃墟のステンドグラス嫌いなオタクってそんなにいないと思う。
まず今回はやっぱり世界観!
棺が川を流れていくとか、廃墟で貴族みたいなテーブルセットで意味深な会話をする紳士とマダムとか、享楽主義な長ゼリフを話す酒呑みとか、「珍しいとも言えるし、ありふれているとも言える」みたいなある種中身のない逆説的文句とか、惑星の化身の女の子とか。あと戦争のシーンで花に血の雨が降ってたとこも雰囲気あって良かったな。
最終的には結構シリアスなとこに落ち着いたかなと思うんだけど、途中まではスペースダンディだってのがデカくて、どうしてもそう言う「セカイ系あるあるパロ」みたいな感じに思えて笑ってしまった。なんか、スペースダンディで感慨深くなったら負けみたいな気持ち、ありませんか?
シリアスに捉えられるようになったのは、ダンディが死んでるってわかった後かな?話の本題が見えてきた(=本題がある話である、あるあるの寄せ集めではない)ってのが大きいかも。
あとは絵面のクセが強かったのが良かった。
魚眼だか広角だかの歪みがかかってたり、敢えて変な角度からの絵を入れてきたり。サブキャラも星の化身の子以外はファンシーな感じにまとまりつつも不安感を煽るようなデザインだったし。
そういうのはやっぱセカイ系あるあるかな~と。
女の子の髪質がすごい可愛かった、ふわふわで、木の根みたいな自然的・人智を超えた感じもあって。
セカイ系いいな、いつか本場のやつを摂取したいわぁ、と思った回だった。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?