各記事1

一年は百六十五日

マガジン「積立草稿」・シリーズ「一年は百六十五日」(2)

9月のある日、寒くて目が覚めた。まだ9時前だった。7時間も眠れていないからまだ眠いし、それが不本意だ。秋に適した寝床と服で寝ていたはずだけど、寒い。のどもすこし痛い。水を飲んでもまだ痛む。

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