見出し画像

仕事を続けるのに役立った»心を軽くする方法

勤めていた時、元気が出ない事が時々ありました。
そんな時は、自分なりに、なんとか復活しなければなりません。
そこで、自分自身を叱咤激励しながらやってきました。
以下に、どのように考える事が役立ったかをまとめました。


①眠れぬ夜

普段は、寝床に入れば、1分あれば眠りについてしまうのですが、仕事が過密になったり、どうしてよいかわからず不安に襲われる時には、神経が高ぶっているからか、たまに眠れない夜もありました。
⇒対処法▶無理に眠ろうとせず、とにかく寝床の中に居て、おとなしくしておく。次の日も仕事があるので、とりあえず体だけは休ませておく。そして「横になっているんだから眠ったことにしておこう。」と考えて、「早く寝なければ。」とあせらないようにした。
幸いなことに、大抵1日か2日後にはまた眠れるようになり、深刻な事態には至らなかった。

②目標を低めに設定する。

⇒自分の性格なのか、いつ頃からか定かではないが、目標を設定する際は、低めに設定する事が多い。
例えば、大抵朝は調子が良くないので、「とにかく、職場に事故なく無事に到着する事が今日の仕事だ。」と自分に言い聞かせて出かける。職場に着いてしまえば、大分目も覚めて、だんだん調子が上がって行く。
例えば、業務については、一番大事な事をはずさなければ、その他の事にはあまりこだわらない。
そのように考える事が多かったので、プレッシャーに押しつぶされず、なんとか仕事を続けて来られたのかもしれません。
最近読んだ記事に、「100点を目指す必要はない。80点で良い。高い目標をクリアできずに挫折感を何回も味わうより、低めの目標でも確実にクリアした方が成功体験となって良い。」という内容が書かれていて、自分の考え方と共通すると思い注目した。この記事は学校のテストの点数の事だが、その他の場面でも応用できるのではないでしょうか。

③仕事の分担

⇒仕事を分担するのはなかなか難しい。人によって、どうしても多い・少ない、重い・軽いが起きてしまい、全く平等に分担する事はほとんどできないのが常である。
歳を重ねるうちに、分担は、「自分の仕事の分量が少し多くて損をしているかもしれない。」と思うくらいが丁度良いのかもしれない、と思うようになった。他の人にもそれぞれ事情があるだろうし。
ただし、自分の事情(今抱えている仕事の締切が近いとか、抱えている仕事の種類が多すぎて手に負えないとか)があれば、伝えた方が良い。伝えなければそのような自分の事情は他の人にはわからないから。話してみると意外と別の人が代わりにやってくれることもある。また、自分自身がパンクしてしまうと、業務に支障をきたしてしまう。業務を完遂するためにも、自分がかぶりすぎる事も良くないという視点を持つことも必要。
それぞれの困難さを出し合って分担を決められるのが理想の姿であり、上手く分担できれば、仕事はかなりスムーズに進められるでしょう。

④人を恨みたくなったら

⇒仕事をしてきて、身近な同僚を恨んだことはほとんどない。苦手な人はいたけれど‥。
けれども仕事上、理不尽を感じた事はある。
その時には、一番おおもとは誰なのか、何なのかを考えるようにしていた。
恨む人を間違えると、自分がもっとつらくなり、周りももっとギスギスする事になるでしょう。

⑤考えぬけば、解決策は見つかる。

⇒仕事上の問題は、考えぬくと、必ず解決策が見つかった。
「1人でできる事は1人で、できない事は2人で」と、とあるドラマの中で母親が娘に言っていた。確かに、とうなずける。もしも一人で解決策が見つからないなら、他の人の協力も仰ぎながら考えぬく。
さらに、解決策を実行しても、その結果上手くいかなかった時には、どのように考えてどう行動したのかを説明し、力及ばず申し訳ない、と謝る覚悟を持って仕事をした。

⑥自分にいったいどんな価値があるのだろうか?と弱気な時

⇒日本国憲法25条の「生存権」の条文を読み返し、思い出す。
生まれてきたからには生きる権利がある、と。
それ以上何も生きている理由を求められる必要はないと思う。
けれども、自分自身にどんな価値があるのか、と迷い落ち込む事があったなら、自分のため世のために、一票を投じるという大切な役割を持っている事を思い出したい。他人から何と言われても、たった一つかもしれないが、私にもやれる事がある、と考えると、なぜだか元気が出る。

[番外編]一番偉いのはどのような人か。

⇒「快食、快眠、快便。そして人を傷つけずに生きている人が一番偉い。」(とあるドラマの中で母親が息子に言った言葉)
⇒快食、快眠、快便のためには、食べる物がある事、住む家がある事、など生活の基盤が前提となる。その基盤を築くためには、しっかり真面目に働いて収入を得る必要があるが、仕事をするうえでもその他の生活の場面でも、人を蹴落としたり騙したり傷つけたりすることなく全うできる人が一番偉い、と教えているのだと思う。
お金や地位や学歴を、人の偉さを計る基準にすることもありがちだが、一方で上記の基準は「人の偉さ」を見極める普遍的な基準の一つになるのではないでしょうか。

いいなと思ったら応援しよう!