見出し画像

急な依頼

どんな仕事をしていても「急ぎの仕事」に時々出くわしてしまいます。
行政書士という仕事をしていても、「急ぎでお願いしたい」と言われることが時々あります。
 
ですが、他の職業でも同じことだと思いますが、仕事が1つの工程だけで終わることはなかなかありません。
行政書士もただ書類を作るだけなら私が頑張ればよいだけのことですが、行政書士のメインの業務の1つである許認可申請では、書類を役所に提出してから役所側の処理で1~数ヶ月かかることがあります。
「急いでやってほしい」と希望されても、私が何とか出来る範囲では急ぐことが出来ますが、そこから先はどうにもならないことがあります。
 


先日、とある急ぎの依頼を受けました。
なかなか厳しいスケジュールだったので、「お希望の通りに出来るかどうか約束することが出来ない」旨を伝えましたが、それでもやってほしい、ということでしたので仕事を受けることにしました。
但し、上手くいかない可能性が高いこと、その場合でも書類の作成費などの報酬が発生することも十分に説明し、承諾をいただきました。
 
何とか急いで書類を作成し、また必要な書類を集めました。
しかし、結論としては依頼者から中止の連絡があり、作った書類や集めた書類を提出することはありませんでした。
 
私自身が上手くいかない可能性について依頼者に説明をしていましたが、依頼を受けた以上は一生懸命書類を作成したり書類を集めたりしていたので、中止の連絡を受けた時には残念に思いました。
 


許認可の手続も含めて何かを行おうとする時は、スケジュールがやっぱり大切です。
 
かやはら行政書士事務所では、様々な許認可申請書類の作成代行を承っております。
 
お気軽にご相談下さい。

いいなと思ったら応援しよう!